打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

母親の悲哀:不平等のススメ(自分の子供たちを「平等に」扱えなくてもいいじゃない、と思えるようになった訳)

兄弟がいれば、必ず親の愛情を奪い合うことになるのが宿命。

 

「お母さんはお兄ちゃんの方が好きなんじゃないの?」

「パパは下の妹が好きなんじゃないの?」

こんなことを、思ったことがある方も多いかと。

 

三姉妹の末っ子として育った私は、何かと「これって不公平じゃない!」とよく思ってました。でも今、親になって思う。すべてを公平に、なんて無理だよ、たとえどんなに頑張っても。

 

二人の子供を持って、これがこんなにも難しいものなのか、を思い知っている毎日です。だって相手の行動や態度が同じわけじゃないんだもん。

 

「こーんなかわいい子がうちの子なんだ!」

二人目が産まれる前までは、あんなに可愛いと思っていた長女が、可愛く思えない日々でした。産後直後で体はボロボロだし、いつも眠いけど眠れないし。

 

 入院中に「ママ要らない!!」と拗ねて吐き捨てたり歯磨きを嫌がりギャン泣きしてやーーーっと寝た妹を起こしたり、とにっかくイヤイヤ言ってる 2 歳児。とにかく母親としての自信をなくしていました。

※「母親って子供にとって本妻のような存在」と思う前のお話です。

 

かたや、二人目の次女は産まれたばかり。いたずらはしないし、イヤイヤも言わない。そして絶対的に母である私を必要としている。(主に母乳を提供する「食べ物」として、だけど)

そして、生後1ヶ月を過ぎたころからかな、笑うようになってとっても可愛い♡ 

 

長女も次女も私の大事な娘。でも、産後直後である私はメスの本能からなのか、次女をとても可愛いと思えど、長女をそう思えていませんでした。

 

 

 子供のことを「かわいい」と思えないなんて、私は母親失格なのかしら・・・・

 

「そりゃ、イヤイヤ期の幼児と生まれたばかりの赤ちゃんなら、赤ちゃんの方が普通はかわいいよ!(笑)表立って言えないだけで、世の中のお母さんはみんなそうなんじゃない?」

 

そう言ってくれた友人が居ました。そうか、私だけじゃないのか。と。

 

そりゃそうか。「こっちの方がかわいい!」と思ってしまうことは悪いことでも責められるようなことでもないのか。と少しスッキリしました。

 

この友人は

「泣いてばっかりだといくら自分の子でも可愛く思えないのはよくわかるよ!本当は大事に思ってるからこそ、悩んでるんじゃないかな」

とも言ってくれました。

 

 

子供を可愛く思えない自分がいても、許すことにしました。可愛い瞬間も、可愛くない瞬間もあっていいじゃない。それにイライラしちゃう自分がいても。

 

かわいいけど、言葉の通じない赤ちゃんの相手は疲れます。とくに、なんで泣いてるかわからないor 何をしても泣いてる時。

イヤイヤ言いながらも、一緒に歌ったり、おままごとで遊んだり、言葉が通じる長女が可愛くてそれが癒しになることも。

 

平等に扱えなくても仕方ない。だって子供はそれぞれ違うんだもん。求める愛され方だって違う。目標は「平等に」じゃなくて、「親に愛されている」と子供が実感できていることかな。あーそれもそれで難しい!!