「子供にとって母親ってのは本妻みたいな存在だ」という記事を先日書きました。
口うるさい事言われるし、怒ってばっかりだし、つまんない事の方が多い、でも必要という存在。
2歳の長女れーちゃん(仮)はパパと遊ぶ方が好きだし、寝かしつけもパパをご指名するほどのパパっ子っぷりで、次女を出産入院してる間置いてけぼりになる母親の悲哀もあるが、それよりも長女の安眠のためには本妻ならぬ母親の愛情が必要、とわかったので、とにかくわかりやすく愛情表現をしてます。 できる限りね。例えば。
「ママはれーちゃんのこと大好きよ!」
長女を猫可愛がりして一緒に遊びながら伝えました。そんな私の腕をすり抜け、パパの元へ。
「れーちゃん、パパと大好きなの!」
と、ママを横目で見ながら、パパにハグ。
😨😨😨😨😨😨
ママショック!!そんなぁ。。。
私が落ち込んでるのを見た主人がすかさずフォローしてくれました。。
夫「これはただのアマノジャクだから。逆の立場になったらママの所に行くから。」
そんな事言われても、信じられません。。ショックだぁ。そんな中主人が、
「パパ、れーちゃんのこと大好き!」
と言ってみた。したら、パパの腕をすり抜け、私の元に。
「れーちゃん、ママと大好きなの!」
と、私にしがみつく。
本当にただのアマノジャクだった。ママのこと好きじゃないの?と悲哀を感じるのがバカバカしくなって、安心した。ツンデレなのは対ママだけではなく、対パパでも同じか。
ただし、このアマノジャクな愛情表現は親相手くらいにしか通じないぞ。
先日、私の姉(つまり長女にとっての伯母)が遊びに来てくれたときのこと。あんまりにも懐かないので聞いてみた。
私「れーちゃんはおばちゃんのこと嫌いなの?」
長女「んー」
私「じゃあおばちゃんのこと好き?」
長女(ニヤニヤしながら)「好きじゃない!!」
多少舌足らずな2歳児がこれを言う。ニヤニヤしながらなんて絶対にわざとだ。
一緒に遊んでもらってる相手に聞かせる言葉ではない。私は姉ちゃんに謝った。社会人になると自分が悪くなかろうと、謝ることが多々あるが、親になるとその回数は圧倒的に増える。
私「お姉ちゃん、あんな娘ですまん。。あれは確信犯的にわざと言ってるだけだから…あんなだけど、可愛がってくれたら嬉しいよ。いつもありがとう。」
姉「ハハハ。いいよー。けど、もっと素直ならもっとかわいがってあげるんだけどなぁ。」
姉ちゃん、そりゃそうだよ。
あ、待てよ?私も子供の頃、相当なアマノジャクというか、あんまり可愛くない妹でした。(実家に証拠ビデオがありました。言い逃れ不可。)
い…遺伝子?!?私の遺伝子?
「自分が悪くなくても謝るのが親」なんて偉そうな発言を撤回します… 自分の遺伝子なら、そもそもは自分が悪いんじゃないか?はぁ……
私自身、懐っこくない子供だったので、幼少期にあんまりその方面では得をしてません(笑)
娘よ、素直でいる方が、色々とお得だぞ。反面教師の母ちゃんを見て、学んでくれ!!
そして、こんなアマノジャク発言をできるのは、絶対に愛されてる、という自信があったればこそ取れるこの態度。私には真似出来ない(笑)
親からの愛情は、きっと、多分、長女に充分に伝わってるに違いない、と安心できた出来事でもありました。
なんでこんな変な出来事で、それがわかるのかなぁ。想像してたウフフアハハな親子関係と、なんか違う!