打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

早く人間になって欲しい(乳幼児の相手って、想像してた子育てと全然違う!)

私は20歳のころに「30までに一人は出産する!」と心に決め、逆算して生きてきました。

 

成長するには色んな経験が必要だけど、子育てを通さなくては私は一端の大人になれないと思ったからです。(子育て以外の方法で成長されてる方もたくさんいます。あくまで私は、の話)

 

有言実行、30までに二人を出産しました。そのくらい、子育てを楽しみにしていたんです。

 

悩みに寄り添ったり、勉強を教えたり、一緒似ご飯を作ったり。

 

私が想像してた子育てってそういう感じだったんです。つまり、5歳位以上の子供とその後なイメージ。

 

なぜ乳幼児のワンオペ育児は非科学的か、というと、まだ乳幼児は「人間」という動物として未完成だから。

 

例えば牛や馬などは生まれたばかりでもすぐに立って歩ける。人間は歩けるようになるまで生まれてから一年かかる。

 

犬の知能って人間でいうと2歳3歳位の知能に相当するらしい。つまり赤ちゃんって、ある意味犬以下。乳幼児はリードをつけずに散歩するのは危険ということ。

 

「先を見越して我慢する」。たとえば、「今5分我慢したらもっと良い思いができる」ということを理解し実行できるようになるのは5歳くらい。

 

でもその5歳も「なぜその我慢をしたか」「明日も同じ我慢をした方がいい」などとは理解できず、長期的なことを考えられるようになるのは10歳くらい。

 

そう、「動物」としての完成は多分5歳くらい。人間が人間らしく生きている所以であるのは脳みそであり、脳機能か完成してくるのが10歳くらいらしい。つまり、大人が考えてる「人間」になるのが10歳。

 

 

私がね、想像してた子育てってきっと5歳以降の話で、楽しみにしてるのは10歳以降の子育てなんです。

 

 

いつ親が眠れるかわからない2時間毎睡眠

エンドレスなおむつ替え

うんちが漏れたお洋服を洗う

完全母乳なんてやめたくなる様な授乳

ドロドロの、正直まずそうな離乳食を作る

イヤイヤばかり言ってる子供の相手に辟易する

お仕事どころか生きるのすら辛いツワリ

信じられない程女っ気がなくなる産後生活

 

 

私が想像してた子育てってこんなんじゃ、なかった。

 

泣かれる心配なく、電車に乗ったり、ドライブでお出かけしたり、レストランに行ったり、旅行したり。

 

いや、そんなことじゃないかもしれない。

 

泣かれる心配なく、お手伝いしてもらいながら一緒に炊事や洗濯を行い、誰の涙も怒りもなく楽しく食卓を囲み、家族団らんする。

 

 

そんなことがしたい。

 

 

幼児と犬の知能レベルが同じならば、犬や動物のお世話が好きで得意な人には向いてるのかもしれない。

 

でもね、私はね、ペットを飼ったこともないし、正直得意ではありません。ゆえ、乳幼児のお世話も得意ではないです。

 

子供は好きなんだけど、私が思ってた子供って、きっと4歳5歳以降の子供のこと。私は「人間」を育てたいのだ。

 

 

子育てのどの時期を一番楽しく感じるか、というのは人それぞれ。

 

私は正直、乳幼児は得意分野ではない。

 

だから、結構苦しみながら、娘たちをまっとうな人間にすべく親として奔走している。

 

もちろん、赤ちゃんにしかない可愛さはある。我が子たちはとっても可愛いと思う。我ながらアホだなって思う程親バカです。

 

けどね、本音はね。

 

れーちゃん、ワカメちゃん。

 

早く大きくなって、「人間」になって!!

そして、ママが楽しみにしてることを、沢山できる毎日を送りたい。

 

いつかそんな日が来る、と信じ頑張る日々です。もはや修行。

 

でもきっと子はあっという間に成長するから、今日という日は二度とは来ないから、そんな楽しい日々もきっと、すぐに過ぎ去ってしまうのだろう。

 

「最近れーちゃんもワカメちゃんも忙しくてあんまり一緒にご飯を食べれてないね。寂しいね。」

 

いつか、夫婦でこんな会話をするだろうか。

 

そんな日が来るときのために、夫婦関係もどうにかして心地よいものにする努力も怠らないようにしないとなぁ。

 

 

考えなきゃならないことは多い。

こうやって先を考えて行動することは脳みそが発達したからこそできるんだけど、考えすぎるが故に私は打たれ弱いママなのだろう。

 

子育てって、苦手な分野や年齢があれど、それを全てやらないと行けない。

 

5歳くらいの状態で生まれてきてくれたらなぁ…とばかり思ってしまう日々です。

 

「こんなこと考えてたなー」って笑って過ごせる日が、早く来ますように!