打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

一人目と二人目の違い:食欲とパワー

二人育てる中、毎日感じる。同じ腹の中から出てきたと言えど、色んな事が本当に違う。

 

本当に、分娩直後からもそれがよく分かった。

  

長女れーちゃんも次女ワカメちゃんも、子宮から出てきてすぐに産声をあげたことは同じ。

 

でもね、その後が違ったんです。

 

れーちゃんのときは会陰が裂けて、縫合にも時間がかかった。れーちゃんが、私が処置されている間、れーちゃんはずーーーーーーっと泣いてました。会陰を針で縫われてる私とともに泣いてた笑

 

れーちゃんは処置が終わり、おっぱいを加えた等泣き止みました。

赤ちゃんって分娩直後はずっと泣いてるものだと思ってた。

 

 

だからワカメちゃんのお産のときはびっくり。無痛分娩のおかげで会陰の傷も浅く済み、ふぅー、と思ってた時。分娩室が妙に静かだった。

 

「赤ちゃん、どうしてますか?」

「寝ちゃいましたよ。」

 

??!?

 

助産師さんの答えは思わぬ答えだった。え?寝てる!?ずっと泣いてるものだと思ってたのに…

 

 

分娩直後の様子が、そのまま二人の成長の違いを表してるんじゃないか、って思う。

 

れーちゃんは食欲旺盛で、なかなか寝たがらない赤ちゃんだった。飲み過ぎで胃が破裂するのでは、と心配するほど。なかなか寝ないのは今も同じ。

 

ワカメちゃんは食が細く、れーちゃんに比べると比較的よく眠る子である。「体重の増えが良くない」と保健師さんに指摘されるほど。でもねぇ…飲みたくないものは飲みたくないらしい。無理に飲ませようとするとめっちゃ嫌がる。

 

赤ちゃんといえど、同じ親から出てきたと言えど、こんなににも違うのだ。

 

正直に言って、第一子がれーちゃん、第二子がワカメちゃんで良かったと思う。

 

 

れーちゃんは赤ちゃん時代から食欲旺盛な子で、体重の身長の伸びも順調そのもの。常に、目安の成長曲線の上位を走っていたので、保健指導とか何もなかった。

 

ワカメちゃんは生まれたときから食が細めな子。「もうこれ以上飲めません」という状態まで授乳していたのだが、それでも健診に行くと「体重の増えがあまり良くない」「もっと飲ませろ」と毎回言われる。

 

「イヤイヤ、これ以上は嫌がってワカメスープが飲まないんで無理でっす!」

と、私は保健所で言い張った。

 

あの時に担当された保健師さんには正直二度と会いたくない。

 

ワカメちゃんの体重が標準的なデータから外れてるからと言って、私が頼んでもない「育児相談」を受けさせられ、赤ちゃんとの過ごし方を説明すると「授乳回数増やせませんかね?一回でもっと飲ませてください」しか言わない。

 

こちとら母親だ。しかも二人目。出来る限りのことはしてるんです。

 

知らん!!私は間違ってない!!私は頑張ってるぞ!!

 

こう思えたのは二人目だからこそだと思う。初めての育児で保健師というプロにこんなダメ出しされたら自信失くしちゃう。

 

この保健師さんの対応に疑問や問題を感じたのは、「データしか見ていない」というところ。

 

出生体重、現在の体重、授乳回数…など。赤ちゃんの様子はまるで観察してなかった。

 

ワカメちゃんは健康だし、ご機嫌で過ごし、比較的よく眠る元気な赤ちゃんなのである。体重以外の発達はなにも問題がないし。

赤ちゃんをきちんと見ていた小児科の先生は

 

「確かに平均より増えが悪いけど、本当は出生体重がワカメちゃんにしては大きすぎたのかもしれないね。様子を見て行きましょう。」

 

なんて言ってくれた。伸びが悪いんでなくて、スタート地点が高すぎたのかも、と。

 

データも大事だけど、それはあくまで参考値。子供が健やかに成長するにはどうやったって親の精神安定も大事。なのに、医療のプロが親を不安にさせることを言ってどうするんだ。

 

母乳の出はがりチェックして赤ちゃんを触りもしないで帰った助産師さんの話も聞いたことがある。

 

プロの意見に耳を傾けることは確かに大事だけど、そのプロが「どんなプロなのか」、自分と自分の赤ちゃんに合ってるか、ということを見極めるのも大事。

 

保健師さんの謎の言葉に動揺せずに、こうやって落ち着いていられるのも、れーちゃん、ワカメちゃんの順番に生まれて来たからだ。

 

この順番で良かったのだ。

 

二人とも、ありがとう。

ワカメちゃんはゆっくりかもしれないけど、二人とも健やかに成長してる。

 

データや誰それの言葉に惑わされず、目の前の子供たちをきちんと見るのが大事だ、と改めて思う夜です。