れーちゃんとお風呂に入ってる時のこと。湯船に髪の毛が浮かんでたら、私は拾って捨てている。そんな姿をいつも見ていたからでしょうか。
れーちゃんったら最近まるで姑かのように、湯船の髪の毛を指摘してきます。気になるのはわかるんだけど、髪の毛って拾っても拾っても落ちてくる。湯船に髪の毛を発見するたんびに「髪の毛!!」と泣きそうな神経質な声で言われると正直堪える。髪の毛が化物であるかのような反応だ。
私は産後4ヶ月ですから、髪の毛も抜ける。そもそも髪の毛って抜けてくる。れーちゃん、あんたが「髪の毛!!」と騒ぐのは、自分の髪の毛でもあるんだよ。
しまいには髪の毛以外にも、怖いものができたらしい。
泡!!
湯船の中の気泡!!
いやー、もう、そんなもの怖いって言われたら、手の施しようがない。
結局、ママにぴったり張り付いた状態でお風呂に入りました。
「ママと一緒だから怖くない」だそうな。
神経質な声には疲れますが、こういうの聞くとかわいい。
大人にとってはなんでもないものが、子供には怖かったりする。
お風呂のタイルについたつぶつぶ水滴が怖くて、タイルをとにかく掃除してた。
窓の結露の水滴が怖くて、結露の窓を無駄に拭いてた。
そんな自分が子供だった頃の習性を思い出した。
私は一体水滴の何に怯えていたんだろう。れーちゃんもきっと、似たような気持ちで髪の毛や泡が怖いのかな。
「髪の毛は怖くないから!!」
「泡は怖くないから!!」
という説明よりも、「ママが一緒だから大丈夫だよ。ママがお掃除するから大丈夫だよ」という言葉の方が効果絶大だった。
だって本人には怖く感じてるんだもん。それを否定しちゃいけないなぁ…。
ま、とは言え。
「髪の毛ー!!!」
と神経質に騒がれるのは疲れる。
今日の私も頑張った。「どんぐりころころ」を歌いながら、楽しくお風呂タイムを過ごせました。
神様今日もありがとう。