打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

2歳児にマジ説教は案外通じる

子どもを怒る、というのはお母さんには日常茶飯事かと思います。あ、菩薩のような母親や天使のように従順な子どもにとっては違いますが。

 

長女れーちゃんは2歳後半。

 

それ辞めなさい!!!(いたずら中に)

早くしなさい!!(保育園の支度が遅い時に)

 

こんな事ばっか言ってます。本当は言いたくないんだけどねぇ・・・

 

こういった怒り方ではなく、所謂お説教を今晩初めてしました。お題は「食」について。

 

以前申し上げたとおり、れーちゃんはかなりの偏食で、好みの物があると飽きもせずしばらくはずーっとそれを食べたがります。最近はチーズドリアがブーム。

 

好きなのものがあるのは良いんですが、問題はそこじゃない。

 

「れーちゃん、ご飯だよー。今日はしらすご飯だよー!」

「やーだ。チーズ(ドリアのこと)が良かったの!!!」(神経質そうに言う)

 

これ、すんごい失礼。

 

主人が、私が、おばあちゃんが、何かを作ろうとも自分のストライクゾーンでないとこんな事ばかり言う。しかもストライクゾーンが狭すぎ。嫌いなものを無理に食べさせてる訳じゃなく、れーちゃんが好きな物を用意してもこれ。

 

今までで通算、れーちゃんは500回位、食事で出されたものについて文句を言ってる。

 

親の都合で子どもに辞めて欲しいイタズラや習慣も多いけど、「作ってくれた人の目の前で、出された食事に『これじゃない!』と文句を言う」は本当に本人のためにならない習慣だ。すっごく失礼だし、作ってくれた人に嫌な思いをさせるし良いことはない。

 

だから、マジ説教した。

 

あのね、このお食事は今日パパが一生懸命作ってくれたの。れーちゃんが「これじゃない!」「他のが食べたい」っていうのは凄く嫌な思いがするし、失礼なことなんだよ。

そんなこと言われたら、れーちゃんのご飯を作るのを嫌になっちゃうよ?

れーちゃんのご飯はね、ママやパパ、おばあちゃんや保育園の先生がれーちゃんのことを考えながら一生懸命作ってるんだよ。れーちゃんは自分でご飯を作れる?作れないよね。だから、作ってくれた人にありがとう、って言いながら食べようね。

「これじゃない!」っていう事は「ありがとう」とは反対のことなんだよ。

 

 

えー・・・長いですね。まあ、こんな感じに3分程度マジ説教になりました。たったの3分だけど、こんなに長時間ママの話を真剣に聞いてくれたことはなかった。なにせママ側の真剣度が違うからね。

 

マジ説教、案外しっかり聞いてた。2歳児でも後半になると、こんな話も理解できるようになるんだな。

 

 

親として、子どもに覚えてもらいたいことは沢山ある。

 

「お食事は、『ありがとう』と食べる」

 

確かに違うものが食べたい時や、美味しくないこともあるよね。けどね、誰かが作ってくれたということは真実なんだ。だからね、「ありがとう」は忘れちゃいけない。たとえ口に出して言えなくてもね。もちろん、直接「ありがとう」を言えることがベストだ。

 

今晩のご飯もとても美味しかった。

 

ごちそうさまでした。

 

ありがとう。