打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

脱☆良妻賢母のススメ:二人育児に必要なの「図々しさ」

「子供が一人いるだけでも大変なのに、二人も育ててるなんてすごい!!」

 

これ、良く言われるんです。比較的、初産が早かった私には、「先輩ママ」なお友達が少ない。子供が二人以上居る同級生は五人以下。今はお子さんが一人居る、というお友達が圧倒的多数だからかな。

 

二人育児すごい 

 すごい

 

って言われる。でもね、みんなが言ってくれるみたいに「すごい」わけではないです。

 

私の何がすごいって「図々しさ」です。

 

 

二人以上の母ちゃんに必要なのは、オシャレなお洋服でも完璧な手作り離乳食でもない。

 

「図々しさ」

 

「人を頼ることを厭わない図々しさ」です。

 主人、保育園の先生たち、両親、義理の両親、私の姉、とにかく人を頼ってます。これらの駒がなければベビーシッターやらファミリーサポートやら色々と頼ったことでしょう。

 

 

私はなんてダメな母親なんだろう。

お友達ママは○○も☓☓もできてるのに、なんで私はできないんだろう。

同僚のママはあんなにパワフルに仕事も育児もこなしてるのに私は‥‥

 

そんなこと、思っちゃう。私だって思っちゃう。特に一人目が赤ちゃんのときそう思ってた。だけどね、できないもんはできないんだよ。

 

だって私は、そのお料理大好きなお友達ママでも同僚のスーパーワーキングマザーでもない。どうしようもなく、できないことが沢山あって、怠けたくて、子供を預けてマッサージとかも受けたいと思う。それが私なんだ。

 

マラソンを2時間で走れる人もいればどんなに頑張っても完走できない人もいる。自分は完走できない側の人間だから、誰かに助けてもらったり、おぶってもらったりする必要がある。

 

プライドが邪魔して、悔しくてそれを認められない時が沢山ある。元々負けず嫌いの努力家で自分の力だけで色んな事をなんとかしてきてしまった私には、なおさら山より高いプライドがあった。

 

  • 夜泣き
  • 重ーーいつわり
  • 体調不良

 

これらはみんな厄介なもの。でもこの忌み嫌われるものたちが、山よりも高い私のプライドを打ち砕いてくれた。夜泣きもつもりも厄介もですよ。けど、私が持っていたくだらん意地を、自分の努力だけで維持できてしまっていたら、その方が厄介だった。(意地を維持、なんてダジャレみたい?)

 

 

 「2人育児すごい」

 

 そう言う気持ちはわかる。一人しか子供が居ない時は私も言ってた。でもね、一人目の育児は大変だよ。想像を絶することが次々と、しかも不規則に起こる。それが×2だなんて、信じられないですよね。でも二人目のときは「想像を絶すること」はそう何回もは起きない。通った道だから、なんとなく想像できるのだ。

 

科学的にも非合理極まりないワンオペ育児のまま続けてたら、今もきっとてんやわんやだった。0歳と2歳の子供が居て、睡眠の邪魔される確率は以前より高い。そんな産後7ヶ月。一人目だけを育てていたときよりも、正直楽です。

 

それは「図々しい自分」を認めたから。

 

人に頼っていい。助けてもらっていい。自分は「できない母ちゃん」でいい。

 

もちろん、開き直れないこともある。でも、開き直れば楽になることを知ってる私は、長女れーちゃんだけが子供だった時よりも強いのかもしれない。

やっぱり母は強しなのか?

 

人より強い必要はない。以前の自分より強かったら、それでいいじゃない。

 

 

それでもやっぱり3人以上育児してるお母さんたちはすごいと思う。三女の私は、母のすごさをまた、思い知る。