セレブじゃない私が、どうイギリス留学を続けたか?の続編です。
前述のとおり、イギリスの大学入学準備期間の学費と大学の学費をあわせると総額3000万円~でしょうか。貧乏じゃないけどセレブでもない私の実家では払えない額でした。
そんな家だったけどね、私がなぜイギリスの大学を卒業するまでに至ったか。それはね、良い偶然の積み重ねです。主に、はこの二つ↓
- 想像よりも良い成績が取れるようになって、イギリスでの勉強が楽しくなった
- 「そんな手あるんだ!」という方法でイギリスの高校時代の学費を節約できた
じゃあどんな手で節約できたのか、を今回ご紹介します。
多くの留学生・イギリスの現地人は中学2年間、高校2年間の試験勉強をします。(詳しくはこちら)公立学校に行けば学費は無料だけど、私立寮生の学校なら年300万円~。
交換留学生として、イギリス公立 G校に居た間、最初は右も左もわからん0点もらう生徒だったけど、途中からは現地の同級生と同じ足並みで授業を受け、大学入学資格 A-levelの試験も受け、高校一年間分のカリキュラムは修了できたのです!!いやー、あの時の私は頑張った・・・・
- 言語習得が予想よりも早かった
- 元々、日本でも勉強が好きであった
この二つがあってこそ、至った結果でした。
G校で好成績を修めただけでは、イギリスの大学には進学できないんです。日本の高校卒業資格に相当するA-level を完全に修了するためにはもう最低 1年かかる。そして、公立G校にはイギリス非納税者の私は進級できない。
高校2年生から編入できる私立の学校を探しました。年間300万円~の学費、寮費を含めたもの。全寮制の学校もあれば、寮生と自宅から通う生徒が居るハイブリッド学校も合ったわけです。
授業費+寮費=最低300万円~
だけど、
授業費だけなら300万円以下の学校もありました。
寮費よりもホストファミリーのステイ代の方が安価なのです。
※「安かろう悪かろうだった」と感じたホストファミリー時代の話は後述します
授業費+1年間のホストファミリー代<300万円
となる学校 P校を探し、電話・メールでやり取りしました。通P校は高校1年生として新しい生徒を迎え入れることはよくありました。が、高校2年生からの転校生としての編入は前代未聞だったのです。
「経済的なこともあり、高校にはあと1年しか在籍できない。再来年には大学に入りたい。そのために必要な成績はこのとおり取っている」
高校2年間で教わることは、学校が違えど大きくは変わりません。けど、学校によって進め方は違うので、その差異はどう埋めるのか?それは大変じゃないのか?その不安はあったものの、努力でどうにかなる話でした。お金は努力でどうにもならん。
私の意志が硬かったこともあり、P校の校長先生は私の編入を許可してくれました。
結果として、学費のみならば1000万円ほど安く、イギリスの大学入学までの留学費用を抑えることができました。
- 中学2年間x300~万円+高校2年間x300~万円=合計1200万円~
- 中学(日本の公立)0円+高校1年(日本の公立)0円+高校1年(イギリスの公立)0円+高校1年(イギリスの私立)120万円=合計120万円
この「節約」に至るまでは、英語での勉強に慣れる・編入を交渉するなどの難問がありました。そしてこの後にも多くの難問が待っていました。
寮費よりも安いホストファミリー代。ここも安かろう悪かろうだったなぁ・・・・
編入できたのは良いけど、G校とP校のカリキュラムの進み方や具合の差を自力で埋めなければならない。
落第も浪人も留年も許されないプレッシャー。
イギリス国内でもまたもや新天地で友達も作り直し。
これも追々書いていきます。