打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

「変わらないねぇ」な同窓会

「変わらないねぇー!」

いつ、どこに行ってもこう言われる人いませんか?

 

私はそういう人らしいです。今日は中学の同窓会でした。そこでも言われたこの「変わらない」発言を喜ぶべきか否か…というお話です。

  

同級生も年頃。私と同じく乳幼児の親も居て、ありがたいことに日中に開催。娘たちは二人とも置いて、ちょっとお酒も飲んで楽しんで来ました。

 

子供が○歳なのー。

先月子供が生まれて!

今仕事で○○してて。

あの時さー、▲▲さんって☓☓だったよね?

 

色んな話に花が咲くのが同窓会。

 

「変わんないね〜!」

 

会う人会う人、懐かしい人ほぼ全員に言われました。

 

どの時代の同窓会に言っても、私は「変わらない」と言われる。果たしてこれは良いことなのか、正直疑問。

 

子供のお迎えのために、中座しなきゃならないこともあったし、会場準備の手伝いもする目的で早めに会場入り。

 

「キッチンペーパーがあったら便利かなぁ?」

 

なんて話になったので、いそいそと買いに行ったよ。会場の向かい側に酒屋があって、サランラップだのキッチンペーパーが陳列してある棚からおもむろに選んだ白いロール型の紙を。

 

 

 

「キッチンペーパー買って来たよー!」

「あー、かおりんありがとう!!」

 

 

 

少し役に立てて良かった♥なんて思いながら化粧室で用を済ませて戻ってきたら、異変を察知。

 

パッケージを剥がしてみたら、高さ30センチほどの白筒がパキッと折れて短くなった。

 

 ん…??

 

「これさ、キッチンペーパーじゃなくて、トイレットペーパーじゃない?しかもちょっと高級なやつ。」

 

 

 

!!!

 

 

 

お手拭き用に便利だと思ったキッチンペーパー。トイレットペーパーって用途違う。

 

ハンカチもない

ハンドドライヤーもない

ペーパータオルも置いてない

 

 

外出先でたまーにこういう場面に遭遇します。水分を吸う捨てれる物体として、トイレットペーパーを使う場合もあるでしょう。

 

そしてグチャグチャに小さくなったそのティッシュが濡れた肌から離れず、困った経験、ありませんか?

それを私は再現するつもりだったのかしらん。

 

気を利かせたつもりが凡ミス。

 

 

「できる女になった!のかと思ったら変わんないねぇー!」

 

 

この凡ミスっぷりに「変わらない」発言される。喜んでいいのか悪いのか。

 

「これさ、本当に開封するまで区別つかないよ!」

「テーブルに溢れた飲み物を拭いたりするのに、便利じゃん。トイレットペーパーもさ!」

 

必死で謝る私にそうフォローしてくれる同級生たちに、変わらない優しさを感じたり。

 

 

 

子連れも大丈夫そうな雰囲気だったし、次回があればれーちゃん(長女)もワカメちゃん(次女)も連れて行こうかしらん。

 

中座してしまって物足りない。もっと話したかった。

 

参加する同窓会があって、参加してこう思える同窓会がある。とても幸運なこと。

 

 

後ろめたい生き方をしていると、どうしても昔の仲間に会うのが気まずくなったりする。社会的に上手く行っていないときも同じかな。

 

長女のときも、次女のときも、悪阻が重くて休職せざるを得ないほどだった。妊娠という牢屋に閉じ込められ、産後は育児という牢屋に入れられ、すごく窮屈だった。

 

産休に入るまで働き抜けるお母さんもいるのに、私は全然そうできなかった。そんなことに負い目を感じていて、それは消えていない。

 

だけどね、何も飾り立てたり良い人を装ったりせずに同窓会が楽しめた。

 

どんなに苦しい局面に立っても、自分の生き方を曲げなかったから、それで幸せだったから、胸を張って同級生にも会えるのかな。

 

そう思えた。

 

 

最後に蛇足。

イケメンってのは顔だけがイケメンなわけじゃない。相変わらずイケメンだったとある級友は中身までイケメンだった。

話し相手である私のグラスが空になったらさり気なく「次は何飲む?」なんて聞いてくれたり。

 

 

結婚する前は主人もそんな気を遣ってくれてたなぁ…と、過去を振り返る私は確実におばちゃんになってる。

 

「変わらない」まま、おばちゃんに、おばあちゃんになったら、一体私はどんな人なんでしょう。

矛盾してるようだけど、「変わらない」まま、進化したい。それが私の目標かも。