魔の2歳児が「イヤイヤ」が辛い!!怖い!
辛いですよね。怖いですよね。私は昨年、第二子妊娠中の悪阻x長女れーちゃんのイヤイヤ期というダブルパンチでした。「非良妻賢母」的な考えでやり過ごしました。
育児書には書いてない「非良妻賢母」的、イヤイヤ期の対応方法とは・・・・
子供のイヤイヤはまともに聞かない
の一点です。
それって虐待じゃない!?と思った貴方、ちょっと待ってください。できたら最後まで読んでね。
れーちゃん、ご飯食べよう。
やーだ。
れーちゃん、じゃあご飯は要らないのかな。
やーだ。
れーちゃん、食べるの?
やーだ。
要らないならお片付けするね。
やーだ。
イヤイヤ期ってのはこんな感じです。自分の本当の希望が「ご飯を食べたい」なのか否か、は関係ありません。「やーだ」と言いたい。言えるようになったから、言いたいんです。
子供がイヤ!と言ったからと言って、全て子供の希望通りに親が動いてはダメ!筋は通さなきゃ!というスタンスで過ごしました。これは今も続けています。
私にとっての筋は、「約束を守る」です。
「◯◯したら、ご飯を食べようね」
「◯◯の時間になったらお片付けしてお風呂にしようね」
「お家に帰ったら、遊ぶ前に手を洗おうね」
こういう約束です。そして大事なのは守れなかった場合のペナルティも予め伝え、ペナルティも実行するということ。ペナルティまで含めて約束としてます。
予め何回も伝えるのがキー。面倒ですが毎回伝えます。単純なことなら2000回ほど伝えると通じますが、ちょっと複雑なことや日によって変わることは2000回じゃ伝わりませんよ。
我が家で使うよくペナルティは「反省部屋」です。せいぜい1分位ですが、真っ暗な部屋に閉じ込めます。真っ暗な部屋がイヤでギャーギャー泣きますが、1~2分経過してから迎えに行くと落ち着いて来ることが多いです。
閉じ込めたりしてトラウマにならないのか?!
心配ですよね。ルールを破った時、予め伝えたペナルティを実行する場合はトラウマにならないそうです。(心理学者の植木先生が言ってました)
むしろ親が約束を破った方がトラウマになると思います。ペナルティについて言いっぱなしで実行しない親、ってのはルールを守らない嘘つきと同じです。オオカミ少年と同じく信用してもらえなくなります。
大事なのは、子供の要望に全て応えてあげることではない。親が代わりに我慢したりイライラした上で作られる子供の笑顔は、長続きはしない。イヤがってるから、と言って歯磨きをしなかったらどうなる?
イヤイヤ期の子供にとって大事なのは「私にも意志があるんだ!自分の体や自分の時間は大人の思い通りにはならないんだぞ!」って親に知らしめたいんだと思う。
イヤイヤ言ってる子供につきあって、こんなに希望を叶えてあげてるというのに、一体何が不満なの?
そう思ってしまうお父さんお母さんは多いかもしれない。子供はね、親そのものや生活に対して、不満があるわけじゃないよ。大人が思うより、子供は大きな愛を持ってる。
イヤイヤ期の子供にうんざりしている貴方、過去の私(長女れーちゃんのイヤイヤ対応中)、未来の私(次女ワカメちゃんのイヤイヤ対応中)、みんなに言いたい。
お子さんはあなたが大好きなんだよ。
あなたのせいじゃないよ。
イヤって言いたいだけなんだよ。
どんな親に変わろうと変わらずとも、「いや」って言うんだよ。
どんな親でも、あなたを大好きなんだよ。
イヤイヤ期の「イヤ!」「やーだ」はただのご挨拶です。さらっと流しましょう。
現在3歳の長女れーちゃん。貴女が教えてくれたね。次女ワカメちゃんはまだ0歳。いずれ来るイヤイヤ期 2 周目のために、ママは心の準備をしておくよ。その頃になれば、夜はぐっすり眠れるようになるのかな。
イヤイヤ期 2 周目になれば、私もさらっと流してもう少し穏やかに過ごせるのかしらん。
PS イヤイヤ期が終わっても、「イヤなの」という言葉は毎日聞きますよ。なんでもかんでも「イヤ」と言うのを辞めただけで、本当にイヤなことには「イヤ!」と言い始めます。イヤイヤ期が終わってもそんなに格段に楽になるわけじゃないのであしからず。