学校や保育園・幼稚園での「嫌だった出来事」。覚えてますか?
先月3歳になったばかりの長女れーちゃん。先週は初めて「保育園であった嫌なこと」を話してくれました。
おもちゃの取り合いでも怪我でもない。「心底嫌だった」ことはそんな事じゃない。
ポイントは自尊心。そう、どんな小さい子供にもプライドはあるんだ。
子供の自尊心のために、親ができることは一体なんだろう?と綴りました。
お友達に「○○○○って言われたのが嫌だった」と教えてくれたれーちゃん。
どうやら、お友達に赤ちゃん扱い・年下扱いされたことが嫌だった様子。れーちゃんは3月生まれ。同級生と言えど4月5月生まれのお友達は丸一年違う。
体の大きさも知能の成長も全然違うのだ。そんな1歳近く違うお友達に赤ちゃん扱いされて、れーちゃんの自尊心は傷ついてしまったのだ。
れーちゃんは揉まれながらも、保育園生活を頑張ってるんだな、と感じることがある。
楽しそうに通ってはいるものの、楽しいばかりではない保育園生活。むしろ親としては、悲しかった事や嫌だったことを聞きたい。
いじめられっ子だった私は、明暗の「暗」の話を聞いてもらいたかった記憶がある。
おしゃべりが上手になったとは言えど、まだまだ言葉も拙い。細かい状況までは言語化できなかったし、親である私も理解しきれなかった。
だから、普段のれーちゃんの様子やお友達の話を聞いて、なんとなーく気持ちを想像した。果たして合ってるのだろうか。
正誤はどうあれ、私が親としてできることは、ただただ抱きしめることだけなのかもしれない。
何が嫌だったのか、結局は当人以外は分からない。でも、何かが嫌だったことは分かった。
「○○が嫌だったんだね」
オウム返しするしかできないかもしれないけど、「子供の嫌だった体験」をそのまま受け止められる親になりたいなぁ。
こんなこと言ったらお母さんが悲しむから、怒られるから…
そう考えて、ついつい口をつぐんでしまう子供もいる。私だってそうだった。親になんて言われるか、思われるかを考えると言えない事、私には沢山あった。
「私、いじめられてるの!」
って、なかなか親に言えないじゃない?
「学校に行きたくない!」
「家に帰りたくない」
言えなかったなぁ…
私は打たれ弱いママ。打たれ弱いから、受け止めきれる範囲は広くないかもしれないけど、「こんなことが嫌だった」という気持ちへの共感は、打たれ強い人よりもできる気がする。
この「打たれ弱くて図太くいられない」特性を上手く使って、これからも子供のそういう話に耳を傾けたいな。長女れーちゃんは3歳になったばかり。でも、今からの積み重ねが大事な気がする。