打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

子供よりもスマホを見てしまう心理

子供と過ごしてる時にスマホをいじる。

 

辞めた方がいいなー、と思いつつも、ついついスマホに手が伸びてしまうこと、ありませんか?

 

私には日常茶飯事です。子供の相手をしているのが嫌になっちゃうとき、ついスマホを見ようとして、辞めようとして…。

 

その心理について考えてみた。どうやら、これは心の交通整理にもなっているらしい。長時間でなければ、そんなに悪いことじゃないと思う。

 

スマホよりも子供の方がかわいいし面白い。いくらスマホに手が伸びてしまおうとも、これは紛れもない事実。スマホが敵っていることと言えば、「思い通りになる」ということ。この「思い通りになる」ってところが、キーポイントだと思う。

 

子供は面白いです。かわいいです。けど自分とは別の人間なので、当然思い通りになんかならない。

 

仕事も人間関係も思い通りになんかいきっこないですが、「嫌だと思った人間からは離れる」「職場を離れる」など、ある程度はコントロールできます。

 

誰かと一緒に生活するということは、1番コントロールが効かない。離れるわけには行かない子供相手なら特に。しかも、子供ってのはシビアだし創造的なので、大人には思いつきもしない言動がある。ここが面白さの根源でもあり、大人をイライラさせる原因でもある。

 

 

自分が予想だにしない結果に至り続けるって、結構ストレス。こんなことを考えてたら、昔聞いた脳科学者の話を思い出しました。鏡を見ることによりストレスを軽減できるという話。

 

なぜか?というと、「鏡の中の動作」は思い通りだからそうです。自分が右手をあげれば鏡の中の右手もあがる。鏡に映る自分の動きは、自分がコントロールできるしその結果を瞬間的に目で確認できる。

※鏡を見るとシワやシミが気になって…というストレスはちょっと脇に置いてください。

 

「思い通り」の結果になるということが、自分が何かをコントロールできているということが心のゆとりになるのか。

 

スマホをついつい見てしまう。それは、自分がコントロールできる何かを探しているからかもしれない。手のひらに納まる小さな画面の中は、自分の意思でコントロールできるし、想定外の動作も結果もめったに出ない。

 

 

子供の相手、お世話、基本的にコントロールできないものに囲まれている時、スマホという小さな画面は、つかの間の心のオアシスを作り出してくれるのかもしれない。

 

そんな風に思うと、外出先でスマホばかりいじっているお母さんを安易に責められない気がする。 

 

24時間にせよ、保育園幼稚園児だから16時間程度にせよ母親一人で見る。ワンオペ育児なんてやっぱりおかしい。科学的な理由もある。「小さなことでもコントロールできるという心のオアシス」は、本来ならスマホじゃなくて、短時間でも誰かに預けたり、パパに任せたり※して作り出す方が、やっぱり健全だと、私は思う。

 

※「子供はパパに預けて」という言い方は私はしないようにしてます。そもそも父親も親。「ママから預かる」という発想はおかしい、そんな風に「基本的責任は俺にはない」と思って欲しくなくて私はあえて使ってません。もちろん、こんな無責任な父親ばかりでないですが…。この「パパに『預ける』問題」はいずれ後述したいです。