打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

微かに聞こえるラジオみたいに

先日、主人が娘たちを実家に連れていってくれました。次女ワカメちゃん(1歳)には初の「ママがいないお泊り」。

 

いつも夕方になると、賑やかに、騒がしくなる我が家。その日はとても静か。娘たちがいないフリーな夜なんて久しぶりだった。

 

今回の場所はホテルのラウンジ。学生時代の居酒屋やカフェ、ファミレスでだべるのからは出世したものだ。

 

子連れじゃない、久々の夜のお出かけとくれば、良い雰囲気で一杯飲みたかったのです。

 

この国では「母親が子供を置いて飲みに出かけるなんて!」って非難する風潮があるからこそ、敢えて「私はやってみたぞ!良かったぞ!」と書きます。

 

こんな時間を持てて良かったーー!!その後のQOL変わった。

 

ロックのウィスキーにチョコレート盛り合わせを食べ、テーブルのキャンドルを楽しみつつとっても上質な時間でした。


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この上質感は、この場所で、この友達で、この雰囲気だからこそ味わえたんだなーとしみじみ振り返る。

 

同じお金を払うなら居酒屋よりも良いお金の使い方だと思う。ご飯は家やお手頃な所で食べて、二次会的にホテルラウンジを使う。子供が生まれてから、この機会に中々恵まれないが、この時間の使い方が大好きなのです。

 

食べ物、飲み物、カバンや靴などの物に対して、ではなく「素敵な雰囲気のところ」「上質な時間を過ごす」。そんなものに対してお金を払いたくなってきたんだなあー、自分は変化してきてることを感じます。

 

 

子供たちに一晩会わなかったらね、「どうしてるかな?ちゃんとご飯食べたかな?泣いてないかな?夜は眠れたのかしら?」って、ずっと心配ではあった。

すごく遠くのラジオ局からやっと電波が届いてる微かにずっーと聞こえてる声。そんな感じで、娘たちのことが頭から離れずに居た。

 

きっとね、母親ってこういうものなんだと思う。離れていても、心のどこかで、頭のどこか片隅で、子供のことを考えている。子供はそんなこと頼んでないけど、考えてしまうのが母親の性なのだろう。

 

子供を預けることによって過ごす上質な時間。それは得難いもので、とても楽しかった。

 

一晩離れれば「寂しかったなー」と私も感じるものの、あっという間に日常に戻っていった。

 

「あーまた泣いてる〜イライラ」

 

ってね。

 

特別なことはすぐに忘れて日常に戻ってしまうからこそ、こうやって思い出したい。

 

あの上質なホテルラウンジタイムを思い出すと、一晩離れた後に子供たちを抱きしめた安心感もセットで蘇る。

 

バランタインを見るたびに、

丸いロックの氷を見るたびに、

きっとこれを思い出す。

 

いっぱい記憶をつなげて、上質な時間や子供たちのありがたさを思い出せる瞬間を沢山作りたい。

 

そしたら、どこにいても、どんなときでも、すぐに幸せな気持ちになれるんじゃないか。

 

 

まずは写真を飾ってみよう。