長女れーちゃんは「あとちょっとしかないね」と減ったことにフォーカスする(half empty)タイプ。にも関わらず、おもちゃ屋さんでは
「れーちゃんおもちゃはいっぱい持ってるから、見るだけでいいの」と言ったことを先日書きました。
その続きです。
れーちゃんがなぜそう言ったのか、を考察してたら哲学的な気づきがあった。
子供はいつだって「今」を生きてる。手に入っていない新しいものよりも、今ある幸せにフォーカスしてる。
れーちゃんの大好物たまごボーロ。袋から愛しそうに一粒ずつ取り出して、美味しそうに食べる。袋から減ってきたら
「あとちょっとしか残ってないねぇ」
と残念そうにれーちゃんは言う。
でもおもちゃ屋さんでは「新しいおもちゃ欲しい!」とは言わないのだ。
たまごボーロを食べる≫新しいおもちゃ
今堪能している幸せ(たまごボーロを食べる)≫目の前にある手に入っていない幸せ(新しいおもちゃ)
れーちゃんはこんな風に感じてるのではないか?
今、ここにある幸せを噛み締め、それが目減りしていくのは残念。
だけど、今手に入っていないモノが買えなくても良い。
れーちゃんはこう生きてるのではないか?と。
そう考えたらハッとさせられたよ。
自分は○○を持ってないから欲しい
自分は新しい△△が欲しい
そういうのも大事だよ。けどね、れーちゃんを見てたら、なんだか教えられた。
「新しい何か」、よりも、「今、ここにある幸せ」にもっと目を向けようと。
子供はいつだって、「今」を生きている。
人間はいつからそれを忘れてしまうのだろう。
「今」を生きることを忘れたら、「大人」になってしまうのかしらん。
後先を考えることももちろん大事。でも、そのために「今」を台無しにしてしまうのは、本末転倒な気がする。
人生は本当は「今」の積み重ねなのになぁ…
後先ばっかり考えて、心配するから、私は不眠気味になったり打たれ弱くなったりするんだよなぁ…