打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

子供目線のキティちゃん

二人子供がいると、休日のおでかけで結構迷います。次女ワカメちゃんの昼寝を家でさせる(長く寝てくれる)か、気にせず出かける(昼寝短い)か、で。

 

とある週末、ダラダラダラダラと午前中から過ごしていたら、あっという間に次女ワカメちゃん(1歳)のお昼寝タイムに。あまりに私が疲れてたので、申し訳ないが必殺☆テレビをれーちゃんに見てもらいました。30分くらいのキティちゃんのアニメ。

 

子供ってこんなこと考えてアニメを見るのか…と気づいたお話です。

 

 

アニメの内容は、好きな(?)男の子、フレッドを巡る姉妹喧嘩でした。キティちゃんが知ったかぶりしたために、ミミー(双子)が迷惑被るという話でした。口喧嘩がエスカレートして、穏やかなキティちゃんママも怒ったり。

 

キティちゃんって双子って知らなかった。。

 

って、そうじゃなくて。

 

ただダラダラとアニメを見せるのも良くないなー、と思い、見終わった後に感想を話し合うことにしました。家族メンバーの感想が違いすぎた。

 

 

ママ(私):よくある姉妹喧嘩だなー。女の子ってこういう喧嘩あるよねー。

 

れーちゃん:キティちゃんのママが、優しかったのに怒ってた。(姉妹喧嘩を諌めるシーン)

 

パパ(夫):こんな広い家に住んでるなんて、キティちゃんパパはどんな仕事なんだよ…きっと(家庭人としては)ロクデナシだよ…

 

れーちゃんにとっては、「ママが怒ってる」ということか一番引っかかることだったようです。なるほどなー、自分自身を物語の中に見るんだなー。

 

私も三姉妹で育って、今振り返ると理由もよくわからない喧嘩を沢山していたのを思い出した。

 

れーちゃんにとって、ママに怒られるが一番嫌なことなのかな。ほぼ毎日、何かしらは怒ってるけど^^;

 

そして主人は「家庭の中の父親」という目線でキティちゃんアニメを見ていたのか。

 

娘一人一人に広い個室があって、広いリビングとキッチン、お庭があって。そんな家を持ってるなんて、どんだけいやらしいインテリヤクザな仕事をしてるのか!?と、憂がった目で見ていたら、アニメの終盤に出てきたパパは驚くほど穏やかおっとりな風貌。きっと生まれたときから資産家なんだろうな…が、夫婦で考えた結論。

 

夢がない!同じものを見てるのに、大人になると、見方がこんなにスレるのか。

 

大人にならなきゃいけないことは、沢山ある。私が忘れないでいたいのは、娘たちは同じ物を見ているようで全然違う物を見たり考えたりしている。それが私の想像力を超えるものであるとき、否定せずに受け止めたい。

 

「おいおい、今寝るってとこなのに新しい遊び考えつくなよ」なーんて、子供の創造性にイラッとしちゃうこともある。それって否定しちゃってるかもだから、気をつけなきゃなぁ…

 

子供が考えてることは、ある程度想像つくこともある。けど、すべてを把握するなんて無理。だから都度都度、娘たちが何を思うのか、しっかり話してくれる・聞ける親子関係でありたい。

 

血のつながりによって、一心同体とか、以心伝心とか、つい思いがち。近い関係だからこそ、家族内だって人と自分との境界線をしっかりと持つことを忘れてはならない。

 

ちょっと前の週末を振り返り、その重要性を再認識した夜。