先日は、育児負担はアウトソースするだけでは解決はしないし、母親が育児をアウトソースすることに罪悪感を感じずに済む社会になってほしい、と感じている話を書きました。
今日は家事について。我が家は半年ほどお掃除代行を頼んでいます。アウトソースできる家事、そうでない家事、掃除代行を使っている感想などをご紹介します。
【家事に対する思い】
男女平等とか色々言いますが、結局まだまだこの世は男性社会色が強いです。世の中を牛耳ってるのがおじさん達である以上、それは仕方ない。
女性活躍うんぬん言いますが、それまで女性が活躍していなかったかのような失礼な言い方だなあ、と私は常々思っていた。
家の中で、今まで女性たちがどんな仕事を担ってきたのか?まあ、殿方は知らないことが多いのでしょう。嫁=無償の労働力という認識が今でも横行してるのか、家事育児といった嫁の仕事をアウトソースしてお金を払うことに抵抗があるのか。
我が家では昨年から週一回、家事代行の方に来てもらっています。何を頼んでるか&感想をシェアします。
【我が家でアウトソースしている家事】
毎日必須な家事は自分で、週1程度で済むものは外注しています。
- お風呂の床や水道周り掃除(風呂釜は毎日自分で)
- 資源ごみ捨て(可燃ゴミは毎日自分で)
- 洗面所・トイレ掃除(酷く汚れたら自分でその場で)
- 玄関の掃除
- キッチンの掃除
- 洗濯機の掃除(フィルターやゴムパッキンなどに溜まるゴミ掃除)
- 家中の床掃除(ブラーバでは掃除しきれない部分を)
- ベッドシーツの交換
【定期で家事代行を頼んでいる感想】
これはすごく良いです。
もう一度言います。
すごく良いです。
最初こそ、掃除道具の収納場所、掃除して欲しい箇所などの説明は面倒でしたが、これさえ乗り越えれば後は毎週同じ方がやってくださるので助かります。
そもそも週一回程度で済む掃除であれば、完全にお任せしてしまって、我々家の中の人としては「なかったこと」にしています。これの精神的・物理的負担減は大きいです。
自分でやる大変さ VS 説明・依頼する大変さ を比べて、後者が勝つ場合は自分でやることにしています。
たとえば洗濯関連は頼んでいません。
どの服は乾燥機NGで、どの服はどの洗剤で、どの服は誰のものでどこにしまう、というのを逐一説明するのが面倒すぎて、これは自分やった方が早い!と自分でしています。
子供が一人の家庭なら、
- 男性もの
- 女性もの
- 子供もの
という単純な棲み分けでOKですが、なにせ我が家は女の子2人。ついこの間まで長女れーちゃんが着ていた服をお下がりとして、次女ワカメちゃんが着てることもあり、主人ですら混乱しているので外注するにはハードルが高い。(主人が、どの服がれーちゃんで、どの服がワカメちゃんのものかを認識していない時に結構イラッとしてしまうのはなぜでしょう。)
【家事代行の良いところ】
- 時間をお金で買える
- 自分で掃除するよりもキレイになる
- 自分では気づかないポイントも定期的に掃除してもらえる(窓のサッシなど)
- 毎週週一回頼んで、「なかったこと」にしている家事も多く、精神的負担は軽くなる
やっぱりプロの仕事は凄い!3時間であちこちキレイにしてくれます。打たれ弱いママな私は、汚れてるとムキーー!!となってしまうことがあります。潔癖でも超キレイ好きでもないんだけどね。掃除代行のおかげで、イライラは確実に減ってます。
時間さえあれば家事は自分でもなんとかはできます。育児ってのは、自分だけではどうにもならない領域(精神面など)があります。だから育児はアウトソースするだけでは解決しないんですよね。全アウトソースはなかなか難しいし、そもそも全てをアウトソースする必要もない。部分的にでも、誰かにそれをやってもらえるって本当にありがたいです。
うっかり忘れがちなのは、お掃除洗剤の在庫管理。まるでお任せしていると、消耗品のストック切れに気づかないことも。たとえばトイレスタンプ。週1程度すれば問題ないので、お手伝いさんに頼んでいます。トイレスタンプが消費されてしまっていて、その週はスタンプできず。(自分で後ほどやりました)
家事にせよ、育児にせよ、アウトソースするにはそれなりの管理能力が必要です。それでも、一人きりで抱え込むよりは遥かに良い。家事代行頼んだからって、悪いお母さんとも
悪い奥さんになるとも、私は思えません。それはだだの誰かさんにとって都合の良い母・妻であるし、我慢が美徳であるとも、私は思っていません。
それよりも、疲れて帰って来た時に、キレイにお掃除されている家を見るときのあの感動とありがたさを、私は手放せません。家事代行さん、本当にありがとう。
働くお母さんも、専業主婦のお母さんも、家事代行をお試ししてみてはいかがでしょうか?