先日「2 人目のどうする問題(妊娠前)」編の続きです。
2 人目を作るにあたり話し合い、夫婦間で様々な約束した上での計画的妊娠でした。計画外だったのは、想像以上に妊娠が早かったことでした。
実際に 2 人いるとどうなのか?2 歳 3 ヶ月差の姉妹の住む我が家の所感と、個人的なオススメ年齢差とその理由
を書きます。
簡単にまとめると、こんな感じ。意外に長文になったので、2 回に分けます。
■大変な所(今回はこれ)■
- とにかくカオス
- トイレトレーニング
- また1からやり直しの果てしない感
- 2人の希望が相反する
- 増した不自由度
良かった所(詳しくは次回に!)
- 社会の厳しさや原理を、親がわざわざ教えなくても勝手に揉まれる
- やっと、2人で遊んでくれるように(喧嘩は頻発)
- 「見れば目の毒」が減った
■大変な所■
・カオス
乳児期はとにかくカオスでした。「お姉ちゃん」と言えど、れーちゃんは、当時まだたったの 2 歳。大きな赤ちゃんと小さな赤ちゃんがいる感じでした。0歳、2歳のときは罰ゲームかと思うほど。
違うサイズのオムツ、離乳食グッズと幼児用のもの、哺乳瓶、ヘビーカーが二台と、とにかく物が多い。
・お出かけ
家族 4 人でのお出かけは大変でした。2歳のれーちゃんが遊びたい所(公園など)では、ねんねやハイハイの 0 歳のワカメちゃんは遊べません。授乳タイムがいつ来るかもわからない。
大抵はパパ+れーちゃん、ママ+ワカメちゃんで二手に別れて行動してました。ワカメちゃんがある程度大きくなってから、例の便利すぎる 2 人乗りベビーカーを使うようになりました。それすら今はおさらばした。
・離乳食時代
2人の食べ物が違う時期。二人共お食事介助が必要な時期は、とっても大変でした。ワンオペの人ってどうやるんだろう…と。
下の子は、自分では物理的にまだ食べれないから介助するのですが、上の子にしてみれば「なんで私には食べさせてくれないの?」となる。
ちょっとしたことでも、「妹と同じことがしたい」れーちゃんには、妹が当然のように食べさせてもらって、自分は当然のように自分で食べないといけないのは苦痛だったのでしょう。
姉妹同士の揉め事が面倒なので、ワカメちゃんの離乳食が終ってから、れーちゃんをお迎えに行ったり、毎日保育園と家を何往復してるのかわからなくなるほどの日々があった。
・トイトレを一年先送り
れーちゃんの保育園では、2 歳児の夏にトイトレをすることが多いのですが、それどころではなく、一年先送りました。
トイトレって、お漏らしされる覚悟で臨まないといけません。産後間もない私は、そんな覚悟をできず、吸水ポリマー地獄に見舞われながらも、長いことオムツという文明の利器に頼ってました。
れーちゃんが 3 歳の夏に無事に成功したので、結果オーライですが、当時は「果たしてこれでいいのか…」とずっと悶々としてた。子育てって常にそんなものかもしれない。
オムツが外れると大分楽になる。オムツ卒業した後に、下の子が生まれると一人分では済むんだけど、「せっかく卒業したのに、またオムツ処理生活か…」とうなだれる感はあるかも。二人共オムツだと、うなだれてる場合ではなかった。
・増した不自由度
子供を預けて出かける、仕事をする、などがなんだか圧倒的にしにくくなった。ワンオペで 2 人見るのが罰ゲーム的に大変なことはわかっていたし、主人に任せて自分は何か別のことをする(または逆)がすごくやりづらいのです。精神的に!なんだか申し訳なくて。
れーちゃんしかいなかった時代は、主人や親に任せて私だけで旅行したこともありましたが、ワカメちゃんが生まれてからはやっていません。妊娠前から元々苦手だった出張は、産後はすべて断ってました。
子供 1 人だったときには突破できていた心の中の壁をの高さがかなーり上がった。娘たちの成長に伴い、このハードルは徐々に下がりつつあるので、残り 1 年 2 年の辛抱かもしれない。
■私的な結論■
完全なる私の主観では、兄弟の年齢差が 3歳以上の場合は、比較的親が落ち着いていると感じています。3 歳というのは、お話しが上手になってくる年だから、という子供側の都合もあるが、親側にもあると思います。
年子や 2 歳差だと、働くお母さんの場合はキャリアをブツブツと、またはぶっ続けで中断する。キャリアに対する焦りというのも、年子または 2 歳差だと出やすいのかな?と、私自身や年近の兄弟を持つママを見てそう思ったり。
子宝は授かりもので、いつ妊娠するかなんてコントロールできない。「欲しいけどできない」ってこともあるから、なんとも言えない。「ベストなタイミング」なんてない。本当にない。
だから、これはあくまでも私の主観です。
ご主人や親など、周囲の大人で、周りに頼れる人がおらず、ワンオペでこなす可能性が高い方・パワーに自信がない方には、兄弟の年齢差が 3 歳以上が、個人的にはオススメです。
3 歳空いてたからと言って、なんの保証もない。明確に違うのは、2 歳児はまだ赤ちゃんと同一視している方が良い、ということです。赤ちゃんが二人いる位に思っていれば良かったなぁ…と、呆然とあの日々を振り返る。
つらつらと、「2人育児の大変なところ」を書いたが、良かったと感じることも沢山あります。
これから2人目を考えてる方、2人以上子供を欲しい方の参考になればいいなー。
次回は良かったことを書きます!