先日の長女れーちゃん(4歳)の初めてのミルクティーの続編です。
本格的な紅茶を楽しんだ日中はトイレ地獄が、そして夜はインソムニアが襲ってきました。家庭内時差が出現。
本当は結構恐ろしいカフェインの効用のお話です。
その日はどうも私も寝付きが悪くて、不眠と格闘し、私が眠れたのは夜2時頃。やっと眠れたその1時間後、つまり真夜中 3 時頃に、れーちゃんの足音が聞こえるではないですか。
やっと眠れたのに1時間足らずで起こされ、結構朦朧としている私は、れーちゃんをなんとか説得して、布団に戻した…が、何回も出てくる。終いには「パパがテレビ(ウィンブルドンの決勝戦)を見てるのが気になる」とか言い訳し出す。
パパのテレビ音量は微量。いつも…消防車のけたたましいサイレンが聞こえても、れーちゃんは起きない。今日だけは様子がおかしい。
今思えば全てはカフェインの効用だったわけだが、睡眠時間 1 時間の朦朧とした私は分かっていなかった。
「起きてきても怒られるし、相手してもらえない」と悟ったれーちゃんは、最終的にはおとなしく寝床に戻った。
が、やっと訪れた眠りは 2 時間後には終了しました。
朝 5 時に、れーちゃんが「朝だよ」と起こしに来た。おいおいおいおい、休みの日に5時起きかよ!?平日の朝は 8 時過ぎても中々起きないくせに、休みの日に限って早起き…というか僧侶タイム。
れーちゃんとしては、眠れないけど、誰も相手してくれないし、怒られるから、頑張って頑張って、明るくなるまで待っていたらしい。それが朝5時。
夏の夜明けの早さが憎くなる。ウィンブルドンの試合に合わせて、れーちゃん一人だけがイギリス時間で動いていたのか。
ザ・イギリスな飲み物、ミルクティーゆえか、日本に居ながら一人イギリス時間で生活しようとする人出現。
睡眠不足のせいで、次の日のれーちゃんの目が赤くなってた。
インソムニア・ナイトを終え、次の日の夜にれーちゃんが眠った時には、それはそれは平和になりました。明石標準時に、家族全員が帰ってきたよ。
「やっと眠れたね」
子供はかわいい。寝顔は特にかわいい。
その日のれーちゃんの寝顔は格別に可愛かった。
今回の学び:子供にはノンカフェインの飲みものを与えるべし。なんなら自分も気をつけるべし。
久方ぶりの細切れ睡眠の夜。赤ちゃん時代には毎日これだったのか、と思うと、我ながらよく耐え抜いたし、全ての親御さんを褒め称えたくなった。
れーちゃんが本格ミルクティーを再び飲むのは、きっと随分先でしょう。いつかやってくるその日を妄想しながら、私は今日もお白湯(ノンカフェイン)をすする。