子供の「ハッとされられる」発言の話です。
透明人間っていると思いますか?
何歳まで、居ると思ってましたか?
ちょっと前からか、我が家の長女れーちゃん(4歳)は透明人間の話をします。保育園のお友達の間での遊びなのか。
4歳女児にとって、透明人間はいるのか、いないのか。
先日、家族 4 人で公園に行った日のこと。自動で動く車椅子を発見した時の会話です。
れーちゃん:押してる人がいないのに、車椅子が動いてる!
パパ:透明人間が押してるのかな?(れーちゃんの最近のブーム、透明人間に合わせる)
れーちゃん:パパ、違うよ、スイッチがあるんだよ。
🙄🙄🙄🙄🙄🙄🙄🙄 なんだ、知ってるじゃん!!
せっかくパパは、れーちゃんに合わせたつもりだったのに、れーちゃんは大人になったのか??
れーちゃんの中で、透明人間はもう消えてしまったのか…、ちょっとずつ大人になったのか…と思っていたのです。
が、
今朝の朝食時のこと。
れーちゃんは私の肩の辺りを見つめ、言った。
「ママの後ろに透明人間がいるよ」
詳しく聞いてみると、リボンをつけた透明人間が私の肩に捕まっていたそうな。私が立ち上がると飛んで行ったとか。
れーちゃんの中から、透明人間は消えたのか、また現れたのか、それともごっこなのか。
人は皆、成長する。
おとぎ話は現実ではないことを知り、透明人間ごっこを辞め、少しずつ、少しずつ、大人になっていく。
早く大人になって欲しい。
いつもそう思っていた私は、子供の成長に寂しさを感じたことは無い。本当に、嬉しさのみ。
今も、寂しさこそ感じないが、無常さを感じた。
いつまでも、透明人間が見えるわけじゃないし、透明人間が何かをしていると思うわけではない。
れーちゃんの前に、姿を消したり、現したりする透明人間。
去年の子供服が、いつのまにかサイズアウトするように、透明人間の出現頻度も減ってでしょう。
透明人間さん。
いつか消えてしまうその日まで、ぜひ我が家に居てください。