打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

ストレートな母が、娘婉曲表現を理解できるのか

貴方はストレートな人ですか?それとも婉曲表現の人ですか?

 

私は、超が着くほどストレートな人です。その感覚で、長女れーちゃん(4歳)の発言を聞いて行動していたら、ちぐはぐになることに気がついた。

 

たとえば、「みかん食べる?」と聞かれたが、食べたくなかった時。貴方はどう断りますか?

 

 

私はストレートに「いらない」と断る。みかんは大好きですが、もし嫌いな物を進められたら「それ嫌い」とも言う。

 

でも、れーちゃんは違うらしい。

 

れーちゃんは頻繁に「明日食べる」と言う。

 

私はこれを信じ、次の日に話題になった物を出すと「要らない」とか「明日食べる」(再び)とか言われる。

 

すると私は

 

「えぇ!!?あなた昨日『明日食べる』って言ってたじゃん!!だから出したのに!!」

 

これでかなり怒ってしまうこともあった。

 

だって、れーちゃんの発言を覚えていて、要望を叶えようと動いたわけですよ!!それが「いらなーい」とか文句言われる〜!!(正直子育てってこんなことばっかりなので、毎度毎度イライラしたり怒るのはバカらしいが、毎回それを上手く飲み込めるわけでもなく)

 

このやり取りを繰り返すこと10回位でしょうか。私もとうとう学習したのです。

 

れーちゃんの『明日食べる』は『要らない』という意味だと言うことを。

 

ゆえ、「明日食べる」と言われた食べ物を、次の日にわざわざ用意することを辞めた。それが解決策だった。

 

れーちゃんにしてみれば、「〇〇食べたいなんて頼んでもいないし、好きでもない物なのにママが勝手に用意して、『イラナイ』って言ったら怒られた」構図なのです。れーちゃん側にしてみれば理不尽。(母親である私側にもある程度の理不尽さは否めない気も…しなくない。。。。)

 

私が用意したものを食べない。そんなことは慣れっこではある。私が怒った理由はここじゃない。

私が怒ってしまった一番の理由は、「昨日の貴方の発言と行動が一致していないじゃない!」。ま、捉え方によっては「嘘ついてる!」とも解釈してた。 

 

れーちゃんは嘘をつく気なんて、露ほどもなかったでしょう。彼女の断り方というのは、婉曲表現なのだ、とやっと理解できたのが今。

 

 

私は、およそ多くの人には信じがたいほどストレートで単純な人。

 

「どんな変化球が来ても、正面まで回って受け取って、『これはストレートだ!!』と言い張るタイプだよね」

 

 

と、その昔同期に言われたことがある。これを聞いた他の同僚も「本当にそうだね」とゲラゲラ笑ってたなぁ…(※日本語に向いていない性格です)

 

 

娘という私にとても近い存在。れーちゃんの性格は、私と結構似てるところもある。が、婉曲表現か、直接表現か、は大いに違う所。

 

そういえば、2年前のブログでも書いていた。れーちゃんは2歳児時代だって女の子!なコミュニケーションを取っていたことを

 

似てるけど、違う人間。そんな小さな大人のれーちゃん。

 

 

 

直接的に頼まれていないことを勝手に忖度して、先回りしてやってあげる。

 

それって、もしかしたら優しいお母さんなのかもしれない。

 

が、我が家の場合は、子供に対してはそれをしない方が、ストレス溜まらない気がする。

 

果たして、忖度で気を回す母が果たして良い母とは言い切れない。忖度してもらうことに慣れた子供は、人に頼み事をする時に上手に言語化することを学ぶ機会を失っているかもしれない。(と、自分を正当化してみる)

 

どっちに転んでも、良い面と悪い面がある。

 

 

そもそも私は忖度とか、空気を読むのが苦手なので、辞めます。

 

 

やはり、否めない脱☆良妻賢母的な発想が、私の中にある。

 

30過ぎてやっと、婉曲表現の何たるか、婉曲表現にはどう対応するのかを学んだこの私。さぁて、人生まだまだ学べることは多そうだ。