打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

「タダより高いものはない」は真実!!

本にせよ、授業にせよ、お稽古にせよ、基本的に私は勉強が好きです。ここ半年ほどで、いくつかセミナーに行ってみた。

 

その主催者が好きだから行ったもの。

ネットで偶然見かけたもの。

 

色々あった。

 

無料セミナーや格安セミナーでは、「おや?」「おかしいぞ?」と思う展開になる事が多いと気づいた。

 

こういったイベントやセミナーに参加してみて、私が得た、得たくもなかった「教訓」を紹介します。

 

教訓とは、一言で言えば、「時間を大切にね☆」。

 

そう思うようになった経緯は、行ってみたらロクでもなかったセミナー達のおかげです。

 

例えば、「旅行をお得に行ける方法教えます」セミナー。モニター料金で行ける話なのかな、と思ったら、よくよく聞いていくと特定の旅行クラブへのネズミ講だった。

家族旅行にもっとお手頃に行けたらなー、と思ったが、そういう美味しい話はないらしい。

 

他にも、ビジネスのために面白そうなセミナーに行ったら、最初は面白い話だったのが、最後の最後に「〇〇に入会して勉強したら、こんなにいい事があるんですよ〜」という勧誘だった。入会して資格取るまでに100万超えだって。ひぇーーーー!!途中で帰った。

「人手不足だから、ぜひ入って資格取って、うちで働いて♪」って話だった。いやいや、人手不足ならば社員を雇えば済む。なのになぜ、無料セミナーまで開催して入会を促すのか。どう考えても後者のが利益があるから、だと思う。

 

今までの「行かなきゃ良かった」セミナーはこの2つくらいですが、その中にも共通点が沢山あった。

 

「行かなきゃ良かった」セミナー

  • 学ぶことが目的ではなく、入会させることが目的であった
  • 話がつまらない時が多々あった
  • セミナー主催者ではなく、内容に惹かれて行った
  • そこで参加者同士の交流は生まれなかった、または薄かった
  • 無料、または相当低額

 

 

「行って良かった!」セミナーや集まりの共通点:

  • 主催者のことが好きで行った(内容は二の次で、特定の主催者の話を聞きたかった)
  • 他の参加者とも仲良くなれて楽しかった
  • 安くはないが、高すぎもしない
  • 他の参加者も主催者のことが好き(セミナーじゃないけど、ライブなんて最たるもの。ファンはアーティストを愛してるのですよ)

 

 

 

タダより高いものはない。

 

こういうことかーー!!

 

純粋に何かの知識を得ようと行ったはずのセミナーで、よくわからん勧誘をされて不快になる。大した知識にもならない。

 

大学で得た知識は、私はもう相当に忘れてしまっているが、あの時はしっかりと頭に入っていたし、私の中で役立っている知識が沢山ある。高い授業料を払ってこそ、のものか。

 

「安物買いの銭失い」とは言うもの。今回私が失ったのは時間です。

 

もちろん、お金は大事です。無駄遣いしてはいけません。しかし、それ以上に、時間の無駄遣いはもっと悪い。

 

自分が持つお金の量は有限だし、かなり小さい額かもしれない。が、この世全体には溢れるばかりのお金があって、それがいつぞや自分の元に流れてくる可能性はある。大いにある

 

けれど、時間。時間は誰にとっても等しく有限であり、いつか失くした時間が、手元に戻って来ることは、二度とない。今日という日は二度と戻ってこない

 

だから、時間はもっともっと、大切にしないと。

 

 

「主催者のことが大好きで、主催者に会いたい!」という場合以外の無料セミナーには、もう行かないようにする。そう決めた。そしてこのブログ上でも宣言する。

 

「何」を学ぶか、よりも、「誰から」学ぶか、ってことかなー。

 

今思えば、大学の高い授業料も、その「誰」に払っていたのだな。ブツブツ文句を言いながらも、あの時お父さんが学費を負担してくれたことを思い出した。

 

お父さん、あの時はありがとう。

 

父の想像の範囲からは大いに外れ続ける私だが、「誰から学ぶか」がとても大事だ、という事は、しっかりと覚えたよ。

 

もう引退したけど、父も大学の先生であった。どんな気持ちで教壇に立っていたのかなー。なんだかんだ、そういう事は照れて聞けないかもしれないし、向こうも喋ってくれないかもしれない。

 

 

はて、時間を大切に。いつもできてるか、といえば、そうでもない。

 

「時間を大切にできてない」

 

と自分を責めると、それは更に時間の無駄遣い。

 

だから、皆様も、休む時は休んで。たとえ時間無駄遣いしちゃっても、自分を決して責めないでくださいね!

 

明日も皆様に素敵な日が訪れますよう。