打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

読書感想文

人体の秘密を知ったら変態への尊敬の念が高まった

遺伝子、病原菌、ビックバン、心理学、人類の進化、 学校という勉強の場がなくなってから早幾年。そんな私の好奇心を(ある程度)満たしてくれるのが読書です。最近は読むだけでアウトプットできていない。今年は読書内容もアウトプットしていこうと思います…

サピエンス全史感想③無知からの進歩

2016年頃の世界的ベストセラー「サピエンス全史」の感想③です。感想①はこちら、感想②はこちら。 人間は食物連鎖の中間にいる弱い動物。1:1ならばライオンにもサイにも勝てない。なのにその他の動物を押しのけ、世界を征している。そして、人間の中にも序列…

「方丈記」って実は物凄くネガティブな作品

日本三大随筆と言われる「方丈記」を、大変今更ながら全文読んでみた。 鴨長明さんって物凄くネガティブだな やっぱり随一の文学作品を書く人の感性は凡人と違う(私は逆立ちしても、敵わない風流さ) こんな感想を持ちました。以下、詳しく書きます。 鴨長…

見ても嬉しくないSNS投稿③

コロナ自粛中に流行ってるもの。されど、私が見ても嬉しくない投稿③です。 オンライン飲み会(お茶会) 「美味しいごはん作った♥」写真 ブックカバーチャレンジ(今日はコレ) これが、外出自粛中の今の私の心が浮かない三大SNS投稿たち。 その理由について…

ナイロビの蜂

同じ映画、同じ本、同じ物語を見ても、以前とは異なる感想を持つ。そんな物語はありませんか? 沢山の映画よりも、何度も同じ映画・本を見るのが好きな私には、そんな物語が沢山ある。 その一つが「ナイロビの蜂(原題 Constant Gardener)」というイギリス…

本当は怖い中世の騎士道

中世ヨーロッパ。 なんだか格好いい響きだなー、なんて今まで思っていたが、実態を知れば知るほど怖くなる。 「中世ヨーロッパに生まれなくて良かった…」 これが、中世ヨーロッパの主役格の中世の騎士が率いた十字軍の実態を知った私の思い。 塩野七生さん著…

2 段階の勘違い - イシュケンダル

先日イスラエルに関する本を読んでいたら、パレスチナ事情について、もっと知りたくなった。 ジャレッド・ダイアモンド氏の「銃・病原菌・鉄」に続き、父の本棚から面白そうな本を拝借した。私の尊敬する作家、塩野七生さんの「十字軍物語」。 十字軍物語(…

隣人の事情

隣人運って、あると思いますか? 先日の私は、電車での隣人運がなかった。体臭の強い方や体格の大きい方に挟まれて…。 これまでの数々の私の隣人事情を書き出して、気がついたことがあります。 都内を走る電車の中で私は、東京、イスラエル、イギリスへと脳…

銃・病原菌・鉄 #1

ブログは移動中や子どもたちが寝た後に書くことが多いが、最近の電車移動はもっぱら図書館だった。 ジャレッド・ダイアモンド著の「銃・病原菌・鉄」。20 年前に出版されたこの本に、取り憑かれたかのように没読しました。喪失感に浸るのではなく、読書感想…