男女の違いって色々あれど、それは本当に幼少期から始まっていて、もしかしたら生まれたときからあるんじゃないか、と思ってます。
私は三姉妹の末っ子として育ち、二人姉妹の母です。つまり、幼稚園生以下の男の子の生態を見たことはほぼありません。
長女れーちゃんが1歳のとき、初めて保育園の保護者会に。そこで男の子の生態を目の当たりしました。
女の子は、知らない大人(保護者たち)が沢山いるので、ママやパパの膝の上や隣で様子を伺ってます。20分程は様子見。「大丈夫そうだな」と判断できてから動き出し、おやつを食べたり。要は警戒してます。
男の子は、女の子が親の膝で様子見してる間から暴れてる。
左側では「あー、○○くん、そこに乗っかっていいのかなぁ…(多分ダメ)」
右側では「ぎゃーん!!」「やーん!!」
おもちゃの取り合いでけんかしてる。
な る ほ ど!
男の子の居る家は、こうして壁に穴が空くのか、と理解しました。このまま成長して腕力脚力がついたら…とね。
私は三姉妹の末っ子で子供も娘二人。壁に穴が空く様を見たことがありませんでした。
従兄弟がどこぞの傷を縫った、など、小学生の頃聞いてたけど、「なんで縫うような傷を?どうやって?」と不思議に思ってました。だって、私は出産時の会陰と親知らずの抜歯以外、縫合されたことがない。
でもこうやって、壁に穴が空くくらいの勢いであれば、縫うような傷を負うのもわかる気がする。
そして女の子であっても、お兄ちゃんがいる子はたくましいです。
先日3歳の男の子、1歳の女の子を連れて友達が遊びに来てくれました。1歳になったばかりの妹ちゃんはお兄ちゃんにタックルされるは、持ち上げられて「首しまっちゃう!!」とママが止めに入るほどグイーっとされてるは大変辛そうな感じ。
でも、すぐに泣き止む。
こりゃ強いわ。
本物のプロレスごっこ。クレヨンしんちゃんの世界だけではなかった。
主人にも2歳下の妹がいます。
私「もしかして、あんたも妹ちゃんにこんな感じだったんじゃないの?」
主人「んー、そうなのかも。。そういえばアイツ(妹)は昔、2リットルの烏龍茶のペットボトルを俺に投げつけて来たんだよね。俺が避けたらそのまま壁に直撃して穴が空いた」
おっとーーー。やっぱり男兄弟がいる女の子は強い。女兄弟しかいなければ、2リットルのペットボトルを投げるという発想には至らない。
我が長女はやはり女の子だな、と思う点が他にもありました。一時期赤ちゃんの洋服のカタログを見るのが好きだったれーちゃん。1歳半くらいのときかしら。
「この子イケメン?」
とカタログを指差しながら聞くと、本当にかわいい子でないと首を縦に振らなかった。そして私が好きな俳優の写真を見せたらイケメン判定してた。
主人が「イケメン」という単語の意味を教えたらしい。なんちゅーこと1歳児に教えてんのさ。
そして1歳でもちゃんと審美眼がある。すごい。逆に子供だからこその審美眼?
男の子はとにかく元気な生き物だ、と初めて悟った保育園の保護者会。その後何度も男の子の生態を見るたびに思う。
男の子のママ、お疲れ様です。私にそのタフさ葉ない。本当に尊敬します。
女の子は1歳でも中々騙されません。嘘っぱちを言うと見抜きます。
でも、男の子は10歳くらいでも騙されるそう。今までに聞いた、10歳の男の子が騙された話は…
その1 母息子の会話
「ママがいない間、家でテレビばっかり見ちゃだめだよ!あんたがテレビつけたら、ママのiPhoneがピコって鳴るんだからね!」
「えーーー!!」
今のテレビにそんな機能ない思う。
その2 塾の先生と男の子の会話
「僕のお父さんベンツ乗ってるんだよ!先生は電車でしょ〜(ベンツで自慢気)」
「お前知ってるかぁ?この塾の屋上は立入禁止だろ?それはヘリポートがあるからなんだよ。先生はヘリコプターでここに来てるんだよ」
「えーーー!そうなのー?!すごい!!(本気で驚いてる)」
ヘリコプター通勤できるような人が、塾で先生してませんって(笑)
こうやって簡単に騙されて疑いもなく信じる姿を見ると、確かに男の子はかわいいのかもしれない。
女の子とはまた違ったかわいさ。
暴れん坊だが、御しやすい男子。
比較的おとなしいが、安易には騙されてくれない女子。
こーんな小さい時からも、男女の違いってはっきりとあるんだな、と感じています。
お母さん業にも向き不向きってある。男の子のママと女の子のママは何かと違う所がある。
次は私が観察して気づいた、男の子のママ、女の子のママ、両性いるママの違いを書きたいな。