打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

主人の育休よ、ありがとう(主人の復職)

9月になりました。

 

私はこの日が来るのをずっと恐れていました。なぜかって、9月から主人が復職するからです。

臨月から昨日まで、私の主人は2ヶ月を超える育休を取り、身重or産褥婦な私に代わり様々なことをしてくれました。

 

保育園送迎を含む長女れーちゃんのお世話

食事の支度・片付け

新生児との生活で大量に出てくるタオルや洋服の洗濯

 

 

 

産後って、本当に信じられないくらい体がガタガタ。

妊娠って、出産って、もはや改造人間なんです。

普段は卵くらいの大きさの子宮が、280日かけて1000倍くらいに膨らむのかな。赤ちゃん、胎盤、羊水をかかえて。

 

この子宮は産後すぐに元通り、ではなく、8週間かけて徐々に小さくなります。その間に無理をすると、骨盤がおかしくなったり、一生ひびくとか。

 

初めてのお産のときは、里帰りして実家にお世話になってました。でも、できれば今回はそうしたくなかった。

 

第一子である長女れーちゃんにとって、妹の誕生は人生最大の危機に違いない。できるだけ、れーちゃんを取り巻く環境を変えずにいたかった。

 

主人もこれについては同意していた。けど、産後の体ではどうやっても私は赤ちゃんのお世話だけでいっぱいいっぱい。1ヶ月は外出もできない。家族四人が生きていくためには、赤ちゃんのお世話以外にも家事やれーちゃんのお世話が必要。

 

産前にその「赤ちゃんのお世話」以外は俺が請け負う、という約束をし、有言実行してくれた。

 

世間的には主人は「イクメン」とされるのかもしれません。正直イクメンという言葉に軽薄さを感じることも多い。この2ヶ月間の彼の自称は「専業主夫」でした。そう、多くのお母さんがやってることをしているだけだ、と思っていたのです。

 

赤ちゃんのお世話だけでも超ハード。その上2歳児のお世話も24時間してたら、死ねます。いや、死なないけどそれに近い。

 

そうならないように、育休をとり、私のそばで色んなことをしてくれてました。本当にありがとう。

 

初めての育児のときは、ほぼワンオペで私がこなし、体調を崩しました。

その時は主人は主人なりに真剣だったんですが、今とは次元が違うんだよなぁ。

 

あの時は「今までのやり方で、仕事時間も変えず、最大限まで自由時間を減らし頑張る」って思ってたみたい。

 

でも、親になるって、そういうことじゃない。

 

今までのやり方は通用しない。

今までの生き方は通用しない。

 

親になるとは、生き方そのものを変える、ということ。物理的に体が変化する女性はこれを受け入れやすい、というか受け入れざるを得ない。けど、男性はこの変化から逃げることもできる。

 

現に主人は最初は逃げてたわけで。

私が病気になったから、逃げてる場合ではなくなったんだよね。

 

今まで数々の修羅場をくぐりぬけ、家族四人、なんとか仲良く生活してます。

 

復職したからって、家事育児を全くしなくなる、というわけじゃない。けど、この2ヶ月間ずっと色んなことをしてくれた。そのおかげで、れーちゃんは元気だし、ワカメちゃんも順調に成長してるし、産後の私の体も徐々に回復してます。

 

人間一人では産まれても来ないし、生きても行けない。「お父さんがいたから、あなた達は元気に成長したんだよ」と、いつか伝えたい。ここまでしてくれる、という状態じゃないと、とてもとてももう一度妊娠出産したい、と思えなかった。

 

これからも育児は続いていくけど、一区切りとして。

 

主人の育休よ、ありがとう。かけがえのない時間でした。

 

気軽に育休取れるような会社じゃないのに、ありがとう。2ヶ月休むのは難しいのかもしれないけど、もっと男性が育休を取ることが簡単になりますように。

 

 授乳中なので、wilkinsonの炭酸水でカンパイ!

 

あー、もう。今月は主人いない間どうするんだろう。不安だ!!!