打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

親が焦っても仕方ない。子育てと新人教育って似てる。

次女、ワカメちゃんを妊娠してるとわかったときのことです。

 

「れーちゃんはお姉ちゃんになる。身の回りのことは少しでも多く、自分でできるようになった方が良い!」

 

と思いました。

 

できるようになって欲しいことは沢山ある。ワカメちゃんを妊娠していた時、私はれーちゃんに自分でお着替えできるようになって欲しかったのです。

 

だから、自分でできるように!と促しました。が、正直これは徒労に終わりました。

 

  • 上手くお着替えできなくて愚図る
  • 着るのではなく、お洋服で遊んでしまう
  • 保育園の先生談では自分でお着替え頑張ってるのに家ではやらない

 

来年には妹が産まれるというのに果たして大丈夫なのか…その時のために、自分でお着替えできるようになって欲しいのに。。。

 

そんな気持ちで始めたお着替えトレーニングでした。

 

どうやっても自分で上手く出来ないみたいなので、一旦お着替えトレーニングは辞めて、親が着せてあげることにしました。

 

が、そう思った矢先!真のイヤイヤ期が到来!

毎日あちこちが戦場。例えば入浴後の脱衣所。

 

「風邪ひいちゃうから、お洋服を着ようよ」

「やーだ」

「じゃあ裸でいいの?」

「やーだ」

「じゃあママがれーちゃんのお洋服を着ていいのかなー?」

「やーだ」

 

お洋服を着せようとすると全力で抵抗して、親が頼んだときにはすんなり脱げないお洋服を、いとも簡単にかつ鮮やかに脱ぐ。

 

つまるところ、何を提案してもイヤイヤだし、何を親が代わりにしてくれてもイヤイヤなのだ。母である私の夢の中まで、れーちゃんは「やーだ」と言っていた。

 

イヤイヤ期が凄かった半年間位は、大きいお腹を庇いながら、この脱衣所に立つのが本当に辛かった。年の近い兄弟を育てるってこういうことも入ってくる。知らなかったぁ……

 

ワカメちゃんが家にやって来てから2ヶ月ほど経った頃、なんやかんやで自分でお着替えするようになってきた。

 

そう、親が「子供が困らないように自分で○○できるようにさせなきゃ!」と焦ったのは無駄でした。

時が来れば自分でやるようになる。

 

もちろんね、上手くできないときもあります。そんな時すぐに手助けしてあげれば、子供も愚図らずにお着替えも早く済む。けど、自分で頑張って挑戦してるのに、手助けしてあげてしまっては達成感を奪ってしまうし、いつまでもお着替えが上手にならない。

 

じーっーとずーっと見てると、スムーズにお着替えできないれーちゃんを手助けしちゃいたくなるし、私もイライラしちゃう。ずーっと見られてると、

 

「ママがやってくれるから、自分で頑張らなくてもいいや」

 

ってなっちゃう。

 

だからね、私はわざと忙しい振りをします。

入浴後、れーちゃんがお着替えと格闘している間、横目で見ながら、私は自分の着替え、スキンケア、ヘアケアを行います。時間が余れば洗面台のお掃除。

 

チラチラ様子を確認しますが、要求されない限り手伝わないように、我慢してます^^;

 

親が忙しそうにしてれば、子供は自立に向かって行く。 

 

親がなんでも手を貸してあげてたら、自分でやろうという気持ちが湧かなくなる。そりゃそうだよね。やってもらう方が楽だもん。

 

お仕事だってそう。

新人を育てるよりも、最初は自分でやっちゃった方が早いし、新人の仕事っぷりをヒヤヒヤと監視していなくてもよい。

 

でもいつまでもそれじゃ、新人は育たないし自分も楽にはならない。

 

 

子供が、

英語を話せるように※

ピアノが弾けるように

○○ができるように

☓☓ができるように

 

って、親が焦って色々やらせても無駄で、子供本人にやる気スイッチが入ることが大事。

そして、親が手を出しすぎないことも大事。

でも、必要なときに助けられるように、子供を観察してることも大事。

 

 ※英語に関しては先日書いた「英語教育よりも大事なこと」を参照してください

 

 

私がスキンケアをしている間に、せっせせっせとおむつやお洋服を着るれーちゃんを見て、「成長したなぁ」と感じます。

 

 

観察はしてるんだけど、手出しはしないで見守る。

 

 

すんごい難しい。結局これが一番、良い方向で子供の成長を助けられるんだぁ。

 

 

見てるけど手を出さないって、我慢して手を出さないってこと。うーーーーやはり子育ては修行だ。