打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

トイレで測れるお友達の「仲良し度」

私は17-23歳という人格形成でかなり重要な時代を、イギリスで過ごしました。親の駐在ではなく単身留学です。留学してよかった、と思うことは沢山あるけど、その中の一つがお友達です。

 

先日そのイギリス時代のお友達に再会しました。最後に会ったのは10年前というご無沙汰ぶり。ブログを書いてたからこそ、また「会おう!」という話になりました。

 

いやー10年の時を感じさせない話の弾みっぷりでした。

もはや「懐かしい」って思わない。だって、まるで「あれ?先週も会ってたんじゃなかったっけ?」という位違和感がない。

 

留学時代できたお友達って、地球の裏側に住んでたりしてなかなか会えない。乳幼児子育て中の私は輪をかけて人と疎遠になっている。お友達と会って、いっぱい笑える時間って信じられないほど大事だ。

 

本当に仲良しのお友達って、5年10年会ってなくても、こうやって何のハードルもなく楽しくお話しできるものなんだなぁ・・・・と久々に実感できました。

 

私はね、お友達との会話が盛り上がっちゃった時、話が楽しくてついつい我慢してしまうことがある。それはね、トイレ

トイレに行きたい気持ちと、この楽しい会話を切らしたくない気持ちがせめぎ合って、膀胱決壊の臨界点が来た時にトイレに急ぐ。

 

トイレ以外でも「◯年ぶりでも楽しく違和感なくしゃべれる」という点も、「仲良し度」が可視化されるなぁ・・・なんてわかったり。

 

 

人って生きていればどんどん変わって行く。影も形もなくなって別人みたいになっちゃう人もいる。自分自身もすごく変化してるのに、それに気づいていないことが多い。

 

 

「全然変わってないね!」

 

高校の同窓会でも、中学の同窓会でも、小学校の同窓会でも、どこでも私はこう言われる。立居振舞なのか、顔立ちのせいか、出産と子育てで老けたのか、私は実年齢よりは+5歳位で見られる。けどね、「変わらないね」って言われる。

 

2歳児れーちゃんにもお友達が居る。楽しい会話のためにトイレを我慢したり、2歳児はするんだろうか。2歳の頃の記憶は、ほぼない。当時私がどんな風に友達と付き合っていたのかもわからない。

 

生きていく中、きっと娘達も色んなお友達に出会うだろう。

 

取り繕ったり、相手のご機嫌取りのために心にもないことを言ったりやったり、自分の立場が悪くなっていじめられたりしないように心の声を潜めたり。

 

そんなことをせざるを得ない時期もあった。でも、そんな付き合いのお友達とは、もう会っていない。

 

歯に衣着せぬ物言いし、空気を読むのが下手くそ(というか「空気って何?」って思ってた)だった私は、とても平穏とは言えない子供時代を過ごした。

自分の心に正直で居続けた結果、結構茨の道だったと思う。

 

 

友達関係の中で、いつか娘達も辛い思いをする時が来るのかもしれない。そうやって、「自分にとっての本当の友達とは何か」ってきっと知っていく。

 

何年も会わなくても話が弾む

トイレを我慢したくなる位会ってて楽しい

 

こんなお友達が、娘達にもできるといいな。できれば、私が通った茨の道を通ることなく。