以前も書いたとおり、私は幼少期に一生懸命英語教育するよりも、まずは母語で表現力や文章力を身につけることの方が大事と思っています。だって母語以上のコミュニケーション能力や文章力は、外国語では発揮できないから。留学した先で、色んな人種や言語背景の人を見てきたからそう感じるのです。
例えると、「日本でモテなかった奴が、英語を喋れるようになったからといってモテるようになるわけでない」ってこと。
詳しくはこちらを読んでください^^↓
「なんで留学しようと思ったの?」
「なんでイギリスに行ったの?」
「留学すると本当に英語できるようになるの?」
「なんでそんな何年も留学してたの?(6年です)」
過去に留学してたことを明かすと、こんなことを頻繁に質問されます。
今後お子さんを留学させたい、海外経験を積んで欲しいという親御さん、これから留学を考えてる皆さんの参考になれば幸いです。
今日は①なんで留学しようと思ったかと②きっかけを書きます。
① なんで留学しようと思ったか
起源は私の中学時代。私はテレビで国会中継を見てるような変わった中学生でした。中学の社会の先生の影響が強かったのかな。
ヤジや罵声が飛び、話し合いにもなっていない国会中継を見ていて思ったのです。
「この国はお先真っ暗!!黙ってこのまま、この国に住んでいてはいけない。必要となれば海外でも暮らせる力を身につけなければ、いざという時に脱出できない」
漠然と、中学生時代からこんなことを頭の片隅で思い続けてました。だからと言ってすぐに行動してません。普通に日本の高校受験して進学しました。
②きっかけ
本当にひょんな偶然から、高校生の時に留学を決意しました。
高校入学して間もない頃、放課後教室に居た時です。担任の先生に声をかけられました。
「小森さん*と福島さん*がこれから留学から帰ってきた先輩の話を聞きに行くんだよ。kaorikawaも来るか?」
*仮名です
たまたま、とある日の放課後に、留学に興味があったクラスメイトと教室に居合わせたことが発端です。
留学帰りの先輩の話はとても魅力的で、そのまま留学関連のパンフレットを集め、(当時はそこまでネット社会じゃないから、紙媒体が大事)、少し迷いながらも母に背中を押され留学することしました。最初に申し込んだのは1年限定の交換留学。
あ、父には反対されましたよ。「日本の良い大学に入れなくなるぞ!!」ってね。
あの時教室に居合わせた小森さんは留学を辞めたし、福島さんは親の転勤で海外に行ってしまい、留学するに至ったのは、元々留学には興味がなかった私だけだった。
運命って不思議なものですね。あのクラスメイト2人が留学希望してた、というのがなければ私は今こうしていなかった訳で。
辛いことも多けれど、数奇な運命に感謝です。じゃなきゃ主人と出会うこともかわいい娘2人が我が家にやってくることもなかった訳で。
1年コッキリで帰国するつもりだった私。結局6年もイギリスに居ました。
なんで?どうやって?・・・・・は長くなるので次にします。