打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

離れられない二人

この世でたった一人。

世界で一番大切な人。

 

近くにその人がいる。それだけで安心する。

 

その存在が消えるとしたら…?

その人に捨てられたら…?

 

この世の終わりの様に感じる。

 

後追い期の赤ちゃんは母親を、こんな様に見ているらしい。

50cm以上離れたらギャン泣きする次女を見て、気がついたことがありました。

 

私もそこまで誰かに愛されて依存されて、必要とされる日が来るとは思いもしなんだ。

 

次女ワカメちゃんは絶賛後追い、というか分離不安の時期です。

母親である私から50センチ以上離れる、母親が見えなくなることが恐怖らしく、よもやこの世の終わりかのように泣く。

 

トイレに行くのも一苦労で、ワカメちゃんに気づかれないようにそーーっとそーーーーっとリビングを出ていく…

 

あ、やば。気づかれた。

 

ギャーーーーーン

 

 

 

あー、長女れーちゃんもこんな時期があったなぁ。。。ちょうど2年3ヶ月ほど前。二人の年齢差分だ。

 

 

 

完全に見えなくなってしばらく経てば諦める。近くに居るのにかまってもらえないとギャン泣きしてでもアピールする。

 

遠距離恋愛も慣れれば、月一回とか、数ヶ月に一回しか会えなくても泣き叫んだりすることなく過ごせる。イギリスと日本の遠距離恋愛してたときなんて半年に1回会えるかどうか、だったなぁ、と思い出す。けど、「遠距離恋愛でーす」と言われてたのに実は近くにいて出たり消えたりしたら「なんで会ってくれないのーーーー!?」と泣く。

 

 

ちょっと違うけど、生後9ヶ月前後の赤ちゃんの母親への愛って、10代の恋愛少女に似てるのかも。毎日会っても、どれだけ一緒に居ても飽き足りない。遠くに行かないで欲しい。寝ても覚めても一緒に居たい。

 

ここまで殿方に思われたら、アラサーの私は鬱陶しい。20前後でも鬱陶しかっただろう。

離れる度にギャンギャン泣かれるから、大変だぁ、とは思えど、鬱陶しくて嫌いになったりは決してしない。長女れーちゃんもその道を通ったけど、れーちゃんを嫌いになったことなんてない。

 

親になると、夫や恋人よりも子供が大事になるって聞いてた。

子供へはもっとより、大きな愛を抱けるって聞いてた。

自分もそうなったと思ってた。

 

でもね、泣き叫ぶワカメちゃんを見てわかったの。大きな愛を持ってるのは私じゃなくて、子供の方だってこと。

 

親が思ってるよりもずっとずっと、子供は親のことを愛してるんだ。

 

「可愛くない子ね!!」

と、思う事もあるだろう。親はね。

 

でもね、子供はそんな事を思わない。

 

どんだけ打たれ弱くて泣いたり怒ったり笑ったり、不安定な私でも、ママである私が、大好きなんだ。無条件に愛してくれてるのは、子供の方なんだ。

 

大好きという気持ちを臆することなく、泣き叫びがら、全身で表現してくれてる。

 

50cm離れるとバイオセンサーのように泣き出す我が次女。

 

こうやって、赤ちゃんの分離不安をこんな冷静に受け止められるのも、2回目の子育てだから。れーちゃんの分離不安の時期を超えて来たからこそ。だから気づけたんだよ。

 

 

ふたりとも、本当にありがとう。

大きな愛を教えてくれて。