いつも自分が行っている小さな小さな、誰にも気づかれてないんじゃないか、仕事ってありませんか?
先日ドラえもんの船のおもちゃを貰いました。
「れーちゃん(長女)がお風呂で遊んだら楽しいんじゃない!?」
お風呂場に置かれたドラえもんを見て、私はちょっと複雑な気持ちに。そんな私の気持ちや真意を、主人は知らない。
「感動されない空気みたいな仕事」のお話です。
脱☆良妻賢母なんて謳っている私にも、そんな家事があります。
それは水垢取り。お風呂場の水垢は重曹やカビキラーを使って落としたり。個人的にはセスキ水がオススメ。
長女れーちゃんはお風呂で遊ぶのが大好きで、一時期バケツやら船のおもちゃを使ってました。
半年ほど前、れーちゃんが飽きてきた、私はそのお風呂場おもちゃ達をそっと片付けました。主人にも、れーちゃんにも気づかれず。
理由は水垢掃除。いくら単純な形の船と言えど、風呂場で遊んでいれば隅っこに水垢が溜まります。本人も飽きてるし、それを一つ一つ磨くのが面倒になってきたので片付けたのです。
伝えていない私の真意なんぞ、主人は知る由もない。すこーーし微妙な気持ち。
湯船に入るとそれはそれは楽しそうに、れーちゃんはドラえもんを呼ぶ。だから私は諦めて、こっそりと、ドラえもんの水垢掃除を続けることにした。
子供の笑顔に勝るものはないのかもしれない。
私は、少しでも水垢が溜まりにくいように、水を切って逆さまにして置いてる。主人はそれも知らない。だから、れーちゃんがパパとお風呂に入った後は、水をたっぷり含んだままの水垢ホイホイなドラえもんの船がいる。
う~~~~~~~ん。。。。。百歩譲って水垢拭きはしてくれなくても、水垢を最小化するようにはして欲しい。
水垢って、埃って、気づかない間に溜まっていく。
お掃除ってマイナスになった状態をゼロに戻す作業。
だから、全自動だと思われやすい家事なのかもしれない。
本当なら「こんな家事もしてるのよ!」ってアピールした方がストレスを回避できるんだけど、れーちゃんが楽しそうだから、「まぁ、いっか」と思う自分もいる。
子供の笑顔って、副作用のない麻薬みたいだ。とりあえず、心のうっぷんが誤魔化される。
さぁ~て。打たれ弱くて心が狭くて、ストレスコントロールが下手くそな私は、いつまでこの笑顔麻薬に助けられ、我慢できるのかしらん。
追記
今夜もまた、ドラえもんの船が水垢ホイホイ状態で、しかも転覆してたよ。ドラえもんがドザエモン状態。
ブンブン振りながら、水分を落としました。ちょっとイライラしながら私が風呂場でドラえもん船を振り回す様は、一体どう見えるんでしょ。
アラサーの私だがオヤジギャグが好き。それは10代の頃から。