3月と言えば、春と言えばお別れの季節。
子育てにどっぷりだと、そんなことも忘れています。今日が何曜日なのか、今は何月なのか、どの四季なのか、それもわからなくなるほど変わり映えのしない日々、それが子育てだ。
と・・・この3年間思ってました。
今月で3歳になった長女れーちゃん。れーちゃんにとっても、今までの春とは少し違う春になりそうです。
違う保育園に転園するお友達、異動や転職する保育園の先生たち。いままでも、春にはお別れがいくつかあったのです。
まずは担任の先生。
2歳児クラスの担任だった、れーちゃんの大好きなミニー先生(仮名)。ミニー先生は同じ園に残りますが、れーちゃんの担任ではなくなります。
イヤイヤ言ってた春、妹ワカメちゃんが生まれた夏、お喋りがかなり上手になってきた秋、結構聞き分けできるお姉さんになってきた冬。この一年をずっとずっと見守ってくれていた先生でした。
ミニー先生はれーちゃんが0歳の時に入ってきた新卒の先生で、れーちゃん達が初めての担任でした。最初は緊張してオドオドしていて「いつかお仕事を辞めてしまうのではないか・・・・」と私も心配していたほどでした。
「ミニー先生・・・じゃなくてマーマ!!」
先生とママを呼び間違えるくらい、れーちゃんが大好きなミニー先生。クラスが違ってもれーちゃんと遊んでね。
次はお友達とのお別れ。
0,1歳児の頃と違って、2歳以降ではお友達と一緒に遊ぶように。転園でいなくなってしまうお友達、小学校に上がるお友達。もしかしたら、もう会えないかもしれないお友達もいる。
そう思うと寂しいものだなぁ・・・・
小さい頃は、私もまったくわからなかったけど、人との出会いは一期一会。れーちゃんやワカメちゃんも、いつかそれを学ぶんだろうか。
そして最後に思うのは、こんな寂しさや感傷に浸れるって、それだけで幸せだな、と。
去年も一昨年も、春にこんな気持にならなかった。
3年前はお別れどころか、れーちゃんが生まれた春だし、0歳児、1歳児の間はれーちゃんもそんな感覚はわからないでしょうし、親でもある私も特に寂しい気持ちはありませんでした。
寂しさに浸ってる場合じゃないくら体調が悪かったり、ツワリが重かったり(私にとって一番嫌だったのは二人目の妊娠のツワリです)。
娘たちから伝染った風邪と、花粉症と、看病による寝不足つづきに翻弄されながら、感傷に浸る余裕はあるのだ、というその現状に、とりあえず感謝。