打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

人間だって動物。

昨日の私は妙にイライラし、子供たちに怒鳴り、「あーあー…私って…」と娘たちが寝た後自己嫌悪してました。

 

打って変わって今日は娘たちも私もなかなか穏やかな日が過ごせました。

 

なんでかな?理由を考えたら、わかりました。答え「人間も動物だから」です。

 

は?と思う方のためにも、詳しく説明します。

 

私の日中の活動量や運動消費は、昨日も今日も大差ありませんでした。

 

昨日はちょっとしたことで長女れーちゃんもギャーンと泣き、次女ワカメちゃんも結構グズグズ。等比級数的には私のイライラも募る。

今日は娘たちの機嫌も比較的いいし、私も穏やかだった。※元々穏やかな人間ではないので、あくまで比較的です。

 

 

主人がボソッと言いました。

 

「天気のせいじゃない?」

 

 

妙に腑に落ちた。

 

昨日は台風が接近する&大雨の中、頭痛が酷かった。れーちゃんも沢山咳き込んでた。

今日は台風が去っていく中、私も娘たちも体調も良かった。

 

体調と天気はある程度リンクしている。

 

先日、とある学者さんの説をテレビで聞きました。低気圧のときの頭痛に悩む人は一定数居て、天気なんかのせいで具合が悪くなり不便している人も多々らしい。

 

21世紀の今、低気圧のとき具合が悪くなるのは不便!と感じるが、この性質は人類の生き残りのためには欠かせないものだったそう。

 

低気圧とは「これから台風が来ますよ。天気悪くなりますよ」という状態であり、狩りはおろか、海で魚を取りに行くのすら危険。自分の身を守るために、「おとなしくしてなさい!」と体にわからせるために具合が悪くなるらしい。

 

天気に左右されずいつでも元気!って人は強く見えるかもしれない。天気に体調が左右される人は軟弱に見えるかもしれない。

 

果たして本当に軟弱なのか?その時「強い」ってだけで生き残れるのか?危機回避能力だって必要じゃないのか?

 

 

 

21世紀の日本で暮らしているとつい、忘れてしまうことがある。人間も動物だ、ということを。

 

親が風邪をひこうが元気だろうが、子供は親に対して通常運転を求めている

 

私はずっとこう思ってた。理想の母親像の呪いなのか。

 

 

仕事でも、周りの環境や条件がどうであれ会社員である以上毎日同じレベルの仕事をしなければならない、とも。

理想の仕事人の呪いなのか。

 

クソ真面目な私は「毎日一定でなければならない」という思い込みで自分を苦しめてた。

 

天気が毎日違うように、必ず毎日同じレベルのパフォーマンスなんか出せない。親としてであれ、仕事人としてであれそれは同じだ。

 

良い日もあれば悪い日もある。

 

現代社会に生きてると、つい忘れてしまう。人間も動物であることを。天気に左右され、天気を喜び、天気の違いによって四季を楽しみ、人間は動物なのだ。

 

雨ニモマケズ風ニモマケズ、毎日同じのパフォーマンスをこなし

 

なんてのは資本主義社会が生み出した幻想だ、と気づいた。

 

 

体調が悪かった日に、色んなことを上手くできなかった日に、「頑張りが足りなかった」と自分を責めるのは辞めよう、と思えました。

 

1人で悶々と考えてたら、きっと「天気が理由だった」とは気がつけなかった。主人と話していたからこそ、気がついた。

 

人間は動物だけど、こういうコミュニケーションを楽しむのは人間だからこそ。安定パフォーマンスを出すロボットにはこれはできない。

 

自分が人間で良かった!

 

 

これからそう思って生きれるようにしたいなぁ。

 

世の中の真面目過ぎて悩んでしまう方々、多くのことは天気のせいで、貴方の危機回避能力が高いからこそかもしれません。

 

読んでくださった貴方も、「人間でよかった」と少しでも思えますように。

 

 

あ、真面目過ぎるお母さま方は良妻賢母を辞めることをオススメします。良妻賢母なんてただの都合の良い女です。都合の良い人になっちゃいけませんよ!