先日の保育園の担任の海先生(仮名)とのお別れ。長女れーちゃんが赤ちゃんの頃から、ずっとお世話になった海先生との別れで、私で家で一人号泣するほど寂しかった。
が、寂しがっていたのは私だけらしい。ワカメちゃんはそんなのどこ吹く風。海先生を差し置いて、新任の先生にべったり仲良くなってるそうな。
その新任の先生は比較的珍しい男性保育士、風先生(仮名)。ワカメちゃんのおじさんキラーの本領発揮か。
海先生は系列の保育園に異動したらしい。残務処理で娘たちの保育園にちょろっと来ていた時があるらしい。海先生が見た衝撃的な図とは、大好きな海先生が目の前にいるにもかかわらず、ほぼ初対面な風先生のところに歩いて行き、そのまま抱っこされる図。
後で園長先生が教えてくれました。あんなに大人しくて優しそうな海先生が言ってたそうです。
「ワカメちゃん、ひどい!!あんなに私の後を追いかけ回してたのに…!」
ええ、実際に後追い期はめちゃくちゃ海先生を追いかけてました。まるでストーカー。
あっさり新任の男性保育士に乗り換え。
この順応力と、男尊女卑的な発想。次女、ワカメちゃんに高いポテンシャルと一抹の不安も覚える。
主人曰く、れーちゃんはスーパーウェットで、ワカメちゃんはスーパードライだそうな。スーパードライってビールじゃん……
にしても二人共性格違いすぎる。
れーちゃんはそれなりにウェットなんですが、まあ、れーちゃんの担任の先生は今年も同じ先生だし、お部屋も変わらないので、そう多くの変化ではないのでしょう。
順応力が高く新学期でも全く動じない我が子たちの強さと、二人共が赤ちゃんだった頃の記憶と共に寂しさを感じ続ける私が、対照的だ。
まるで月夜に浮かぶ桜のように。子どもたちは花の命の短さほどで、あれほどお世話になった先生のことも忘れてしまうのかしらん。新しい環境に順応して生きていく。記憶の命の短さは、子供にとって必要不可欠なのかもしれない。