子育ての方針ってありますか?
そう聞かれた時、私の答えは
「『自分はかわいい♥』って思って育って欲しい」
です。他にも色々あるけど、とりあえずコレ。
その理由と、この刷り込み教育はどんな結果をもたらしているのか、をご紹介します。
嬉しいことに、娘たちは、もうすっかり、「自分ってかわいい」と思ってくれています(^^)。
なんでか。
私ってかわいい♥という自己認識は、人生幸福度を高める。客観的な美よりも、自己認識が、幸福度に大きな影響を与えると思ってる。
赤ちゃんや幼児にとって、可愛さというのは生き残り戦略でもある。
自分=かわいい、と思うことなく、強がって生きて来た若き日の自分を反面教師に、我が娘たちには「貴女はかわいいのよ〜♪」と刷り込んでる。
先日、この刷り込み教育が成功していると、確信できた。
雨のトーマスランドでは、茶をしばくだけに終わったお盆の旅行中のこと。時期ゆえに、渋滞もあった。
泣き声を聞きながら渋滞を運転なんてこの上なく、望ましくない環境なので、少しでも愚図りを抑えるために、おもちゃ、歌、あれこれと試行錯誤して子供をあやす。
歌のネタにも切れ、歌詞もわからなくなったときに我が家で思いついた適当な歌がある。その名もれーちゃんソング。
れーちゃんはいい子だな〜♪
れーちゃんはいい子だな〜♪
と、音に乗せてひたすら何度もいい続けるだけ。思考停止しても歌える単純な音程と歌詞。
渋滞時、長女れーちゃんは、ありがたいことにお利口さんに絵本を読んでいたので、目下の問題は次女ワカメちゃん。
愚図りが止まらない次女ワカメちゃんに対しても、同じ歌を。
ワカメちゃんはいい子だな〜♪
ワーカメちゃんはいい子だな〜♪
多少の効果はあり、泣き叫ぶのはやめた。
そして、ワカメちゃんも歌いだした。
ワーカメちゃんはかわぃいーぃー♪
替え歌ですよ。2歳になりたての子が。
「いい子だね」と言われるよりも、「かわいいね」と言われたいらしい。
自分で自分を可愛い!と公言し、「おい、お前、私を可愛いと言いなさいよ」と言いかねないまでの圧。
もしかしたら、「貴女はかわいい刷り込み教育」をやり過ぎたかも^^;
この刷り込み教育を続けると、一体どんな大人になるのか、ある意味末恐ろしい。
親の使命として、次に伝えるべきは、「可愛く居続けるには努力が必要、特に20歳以降は」ということかしら。
対れーちゃんの「私はかわいい♥」刷り込み教育とは、結構違う方向に出てる。同じ親の子なのに、こんなに違って、姉妹育児って面白い。