答えるのが難しい、子供からの質問シリーズです。長女れーちゃん(4歳)だからこその感性なのか。子供ってみんな、こういう事を不思議に思うのか。
当たり前って何?
面倒くさいって何?
グライダーって何?
あなたなら、4歳の子相手に、なんて答える?
自分が「当たり前」のように知っている事が多くかある。それを全く知らなかった時代が、自分にあることは、忘れている。
色々と面白いので、れーちゃん質問録として、ブログに残そうと思う。
・当たり前って何?
→毎回言わなくても、お願いしなくても、わかって欲しいこと。たとえば、れーちゃんはお風呂を出た後に、喉が乾くからお水を飲みたいでしょ?だから、お水のコップを用意してほしいでしょ?
・面倒くさいって何?
本当は出来るんだけど、やりたくないなー、ってこと。れーちゃんも毎日、お洗濯物をたたんで引き出しにしまうでしょ?できるけど、やりたくない〜って言ってる時もあるでしょ。あの時の気持ち。
※この説明をしたら、「え〜、れーちゃん面倒くさい〜」と自分から言うようになって、こりゃマズイ、と思ってるところ。
・グライダーって何?
鳥みたいにこうやって、こうやって、こうやって飛ぶんだよ〜。
※大袈裟なジェスチャー付き。結構苦しい。
自分が知ってる「当たり前」は、隣の誰かには「当たり前」ではない。
イギリスに留学している間は、ほぼ毎日、これを痛感していた。留学生というマイノリティであった私は自分が知ってることを、考えていることを、一生懸命説明しなければならなかった。しかも、拙い英語で。
こういう事って、最近忘れてた。
日本に帰国してから10年近くが経つ。いくら変わってるとは言え、日本人として日本に暮らしている。圧倒的多数なのだ。
拙い言語力でも、頭をフル回転して理解しようとし、「これ、なんだろう?」と思ったことは素直に質問する。
4歳のれーちゃんの姿勢は、留学中の私と同じだった。
新しい言語、新しい分野を学ぶというのは、何においても、この姿勢で向かうことで、道は開けるのかもしれない。