朝活ってしたことありますか?
私は昔から朝が弱く、小中学校時代は、遅刻ギリギリまで寝てるし、朝練がある部活には入らなかった。
そんな私が、先日インターネット上での朝活会に参加した。すっぴん✕パジャマで。
「ただ聞く会」
傾聴とはなんぞや、を皆で学ぼう!という主旨の会にて、今回私が得たものとは何か。2 回に分けて紹介します。
・感情を感じ取れでも、その原因まではわからない(←今日はコレ)
・完全なる理解を目指さなくても良い(次回)
人間は、どことなく話している人の感情を感じ取ることはできる。
でも、その感情が生まれた原因や背景はわからない。
Zoomというウェブ会議を使って、15人くらいが集まり傾聴を実践してみた。
大まかにはこんな流れ。
① 【話し手】特定の人が「最近あった気になること」を1分程度話す。
② 【聞き手】①の時間は、周りの聞き手は質問もせずに聞くことに集中する。内容よりも、話し手の表情や動きに注目する。
③ 【聞き手】「話し手からどんな感情を読み取れたか」を聞き手がシェアする(楽しい、嬉しい、不安、怒り、とまどい、等)
④ 【話し手】③で出てきた感情リストの中で、特に当てはまるものを選ぶ
⑤ 【聞き手&話し手】④についてディスカッションする
今回は私は聞き手役でした。
話し手からは「不安」を感じました。
最近の仕事での出来事を、話し手の方は語っていました。その中で伝わってきたのが不安。
話し手は不安を感じていたし、聞き手側にもそれが伝わっていた。
私はここで、「お仕事に対して不安があるのかな」と推測した。同じ推測をした、他の聞き手さんもいた。
これが、大間違いだった。
話し手さんはお仕事自体はとても大好きで、自信を持ってやっているそう。話し手さんが感じていた不安は「1分も自分1人で、どうやって何を話そう…」という不安だった。
仕事自体の不安は0、「ウェブ会議というこの場をどうしよう」不安が1。
この件での私の学びは
- 相手の観察に意識を集中すれば、ウェブ会議であっても、「私がどんな感情を持っているのか」は伝わる
- 相手が持っている感情がわかっても、その感情がどこから来たものなのか、原因や背景の憶測は大いに外れる
であった。
相手の感情がわかったところで、あれこれ勝手に憶測して、「きっと仕事が不安なんだろうな〜」なんて思い続けていたら、それは大きな誤解。
相手の感情がわかったとしても、その原因や背景はわからない。
他の人のことはわからない。
だから、知ろうとすることが大事。
勝手な脳内憶測をやめようと思えた、素敵な朝活の時間でした。