打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

ブラック企業とおバカ政府の共通点

コロナウィルスの検査ではPCRが使われている。PCRという単語をニュースで聞く日が来るとは思わなかった。

 

私が初めてPCRという単語に出会ったのは、高校(イギリス時代)の生物の授業でのこと。2004 年位だったかな。

 

知っている人も多いとは思いますが、PCR

polymerised chain reaction の略で、遺伝情報を含む物質が少ない場合でも、検査・調査可能にするために遺伝子情報物質を増やせる技術です。遺伝子の構成要素である塩基は4種類あって、AとBは必ず対になり、CとDは必ず対になる、という特性がある。このペア特性を利用して、少ないDNAサンプルからでも多くの検査用サンプルを複製できる。※詳しくはウィキペディアなどで

 

PCRは、広範囲の人の検査に使われることはそうは多くなかったかもしれない。PCRなんて知らずに生きて行ける人も沢山いる。 

そんなPCRが、毎日毎日ニュースに出てくるようになるとは…

 

私が今回伝えたいのは、PCRの話ではなく、「いつ何時、どんな知識が役に立つのか、時の情報となるのか、わからない」というもの。

 

PCRの仕組みを知ってる所で、感染防止には役に立たない。ただ、検査にどれほど手間暇がかかるのか、は想像しやすい。実験などで見たことがあるから。PCRは、工数も多いし、時間もかかる。検査場ももちろん、細菌やら技師の唾などが入らないようにきっちり管理しないと、病人じゃなくて技師の遺伝子を複製してしまったりするから、その辺の管理も徹底しなければならない。

 

決して新型コロナは他人事ではない。

 

医療現場で戦う友人も沢山いるし、ここ数日では「知り合いの知り合いの知り合い」くらいの感染者が出だしている。

 

にも関わらず、「どこまで行っても、俺たちには関係ない」と言わんばかりにコロナ騒ぎを他人事扱いしている政府に、閣僚に、もう、呆れるのにも疲れた。

 

この政府の有様を見て、中学生時代の私を思い出した。

 

私はイギリスに6年間留学生していた。

 

私が留学するに至った最初の起源は中学時代。

 

当時中学生だった私が、日本の国会中継を見て、「この国はヤバイ。お先真っ暗!」と感じた。国会では、まともな議論など存在しない。あるのは野次と罵倒だけ。「この国はヤバイから、いざとなれば他国でも生きれるようになりたい」が留学動機だった。

 

残念ながら、あれから20年近く経過した今も、日本の国会は変わっていない、若しくは悪くなっている。

 

日本は昔、「経済は一流、政治は三流」と呼ばれていた。今は経済は一流とは言い難いし、政治なんて三流以下じゃないか。

 

日本はこれまで、国民が頑張ってきた。政府ではなく、国民の頑張りによって、経済が成長したり景気回復したりしていた。

 

しかしながら、ウィルスを相手にした時、個人個人の頑張り(徹底して外出を控える)だけではどうにもならないと思う。 

 

外出を控えることは、個人の意志でできる。けれども、働き口を得ることは個人の意志だけではどうにもならないのだ。

 

 

ブラック企業の何がブラックって、経営者の視界ですね。何にも見えてない※」なんて言ってる人もいたが、この国の中枢政府の視界は正にブラック。

 

 

 

20 年経っても、「この国はヤバイ」状態は変わらない。あと何十年経ったら変わるんだろうか。

 

 

 

 

※この動画の彼に「喋り方が似てる!」と言われて、YouTubeで見てみたらあらびっくり。マジで私と喋り方が似ている。発信内容が面白いので、適度にフォローしてます。毒舌っぷりが痛快でオススメ。