本を書いてみたい、の続き。
プロに相談してわかったことは、
- 作者の思考によって、本そのものの捉え方が異なる
- おすすめ文体も異なる
- 読み手とのお付き合いの仕方も違う
そして、私みたいな人にオススメなやり方を教えてもらった。
今回は私の本について書くが、何かしら作品を作る人には役に立つかも。
順を追って、1-3の詳細を書きます。
1.作者の思考によって、本そのものの捉え方が異なる
思考には大きく分けて2タイプ。
- デザイナータイプ
- アーティストタイプ
あなたはどっちでしょうか。
プレゼン資料、絵、本、服、料理、なんでも。
人が何かを作る時、どんな思考をたどるのか。人によってそれが分かれるとな。
前者はニーズに答えるような作品を作りたい人々。後者は自分が表現したいものを作りたい人。
私は完全に後者のアーティストタイプ。
会社員時代は、もちろんニーズに答える仕事をしてたが、本質はアーティスト。「そこまで、こだわる?」的な仕事を黙々と、業務外なのにやってたり。(いや、何かしら喋ってたから、黙々と、は嘘だ。)
アーティストタイプ。
要するに、「俺の世界観はこれなんだ!これが好きじゃない人は、来なくて結構。これが好きな人にだけ届けば良い」というタイプ。
身近な人で思い浮かんだアーティストタイプは、昨年知り合った服飾デザイナーの木場さん。彼の世界では、イギリス式スーツだけがスーツで、他の細身スーツなんぞは紳士服と認めないとか。(昨年、私はフルオーダーのコートを一つ作ってもらった。とてもとても素晴らしいものです。糸一本にまで、愛を感じる。)
私のブログって、正にそういう感じ。今までネガティブ反応を頂いたこともあれど、「そういう人は読まなくていいよ」とお伝えしてきた。
自分が好きな物を作りたい。自分が書きたいものを書きたい。
これを好きになってくれる人がいたら凄く嬉しい。
けど、大人数に好かれるために、自分が思ってもいない事を書いたりできない。
お金になるけど、自分の意に反することをやるなんて、「魂を売る行為」だと思っているくらい。ちょっと極端。
完全にアーティストタイプである。
2.おすすめ文体も異なる
大まかに分けて、文体はこの3つ。
- 講演/体験記
- 実用書(How to本)
- エッセイ/コラム
どんな文体があるのか?までは、大人数講座でもわかった。出版プロとの個人相談では、私へのオススメがわかったこと。
ずばり、エッセイだそうで。
私は講演したことないし、私の書いてる話は実用的ではない。なんせタイトルが、打たれ弱いママの徒然日記。ご本家の徒然草は非常に面白いが、決して実用的ではない。
ブログの記事もよいけど、本を書くなら、もっと自分色を足して加筆すると良い、とオススメされました。
いつ完成するかは未定ですが、ただのブログ記事の寄せ集めではなく、もっと肉厚にする予定。エッセイならばオチもつけたいなぁ。
あ、もちろん、徒然草も大好き。このブログのタイトル「打たれ弱いママの徒然日記」にも拝借する位好き。彼らのオチには学びたいところ。
3. 読み手とのお付き合いの仕方も違う
ここについてもプロにしっかり解説してもらいました。
そしたら、今まで尻込みして、「本を出してみたい」気持ちを公表できなかった理由がよくわかりました。
沢山お見かけします。起業して自分のお仕事をガンガン宣伝している方たち。パワー凄いなぁ…とは思えど、なんか、私はそういう風にやれない…気が引ける…
アーティストタイプの私は、ガンガン宣伝したらいけないそうです。性に合わない!だから今まで尻込みしてたんですね〜。
「facebookで秘密のグループでも作ってみたら?」
恥ずかしくて一度もやってなかった。
いや、箱だけ作ったが、恥ずかしさのあまり、誰も招待することなく削除したfacebookグループがあった位…
今回はその恥ずかしさを捨て、作ってみた。
プロのアドバイスってすごいね〜!
この長いブログを末尾まで読んでくれた貴方、本当にありがとうございます。
末尾まで付き合ってくれる人だけに、グループのリンクをご案内します。
私を応援したいな、と思ってくださった方に入って欲しいです!
こちらです。
感想を教えてくださったり、「私も実は似たようなことで悩んでて…」みたいなお話をする場でもなんでもOKなグループにしたいなぁ。