「子供の頃、こんな小さな勘違いしてたなー」ということ、ありますか?
私は、七夕と天の川について、とある思い込みがありました。
子供の頃、私は「天の川は7月7日にしか見れないものだ」と思い込んでいた。
小学生の頃、織姫と彦星の話を、遠足先のプラネタリウムで見た。
星とは光を発する熱源体で、物凄く遠くにある存在。そんな理系な捉え方をしていなかった頃。
「今年も天の川を見れなかった」
東京の7月7日は、梅雨の時期。曇り空が多く、天の川を見ることは難しい。そもそも街頭の光も多く、天体観測には向かない。
子供の頃、私は「天の川は7月7日にしか見れないものだ」と思い込んでいた。
織姫と彦星が逢えるのは7月7日だけだから、その日にだけ天の川が現れると思っていた。
今は、それが違うとわかる。天の川は、いつでもある。見えないだけで、そこに、しかと、ある。
大人になっても、知らない事が沢山ある。子供は、知識も偏見も少ない。
「私が良い子じゃなかったから、運が良くないから、今年も天の川が見れなかったんだ」
そんな風に思っていた。
見れない=存在しない、と思っていたのか。天の川が消えたり現れたりするものだとも思っていた。
理科で天体について勉強していくと、私の子供時代の考えは思い込みだったとわかる。
星とは何か?
それを不思議に思い、「星とは何か?」を発見していった先人たちは、私と同じ様な「小さな思い込み」からスタートしていたのかもしれない。
子供が不思議に思うこと、
子供が思い込んでる何か、
子供が知らないこと。
どれも、大事にして行きたいなぁ。私も、自分自身が子供の頃に、思っていたことをできる限り忘れずに居たい。
しかし。星を眺めてながら、「あれがサソリに見える、熊に見える」って星座名をつけた人たちの妄想力って凄いなぁ。あれは変態の域だ。
変態が、天体に、名前をつけた。
変態が、新たな発見をした。
何事も極めると凄いなぁ。昨年、ブラックホールの撮影に成功した彼らも、変態には違いない。変態も極めると学者やら、業界の権威になる。
権威になる道半ばの人は、なかなか辛い憂き目に会うかもしれない。それに負けずに邁進できるってそれは凄い力だ。
変態が世界を救ったことは、何回でもあるのだ。
「天の川は7月7日にしか見れない」という子供の頃の思い込み。20年経っても、相変わらず東京の空には天の川は見えない。
けど、今の私は知っている。
見えなくても、天の川は空の上に存在していると。
子供の小さな不思議、小さな思い込み。
もし、私が子供の時にこれをバカにされていたら、きっと凄く哀しかったと思う。
子供の思う不思議をバカにしたりせずに、大事にしていきたい。
そして、私も子供みたいに、色んなことをまだまだ「不思議!」と思い続けたい。
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