打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

行きずりのおばさんのイライラの正体

行きずりの人との会話。したことありますか?

 

半沢直樹を見てたら、その昔旅先で出会ったおばさんを思い出した。イライラしてるおばさん。

 

私にも彼女にも罪はない。それがまた、彼女を余計に苛立たせたようだ。

 

行きずりの人との会話で、ムスッとされたことで、「うちの子は○○なんです」と、子供の職業の話をされた時のご法度、思いついた対応策を書きました。

 

今日の目次

  1. 行きずりの人との会話でムスッとされた話その1
  2. 行きずりの人との会話でムスッとされた話その2
  3. この2つの共通点
  4. 今後の対策
  5. 私自身が親として気をつけたいこと

 

1.行きずりの人との会話でムスッとされた話その1

半沢直樹を見てたら、うるさいおばさんを思い出した理由を説明します。それは彼女の息子が銀行員だったから。

 

その昔、夫婦で石川県のとある街に訪れた。次の電車の時間までの暇つぶしと雨宿りを兼ねて、駅近の茶屋に入った。和菓子と抹茶が出てくる、外人の喜びそうな古風な茶屋。

 

その店のおばちゃんが、これまた行儀にうるさい人だった。嫁入り前には茶道や華道など一通り修行した婦人であった。

 

やれ、茶碗の持ち方が違う、菓子とお茶を食す順番が違う、○○が違う。

 

あれやこれや私への注意が物凄かった。私はお作法を習いに来たのではなく、雨宿りしに来たんだが…。客として入ったのにやたらと怒られた。

 

店を出た後、夫婦で女店主について諸々話していら、主人なりの見解を説明してきた。

 

 

・あの人は元々口うるさい人なんだろうけど、特に、明らかに私への当たりが強かった。(主人にはもうちょい甘かった)

 

・とある地点かは、彼女の攻撃が激化した。

 

へ?とある地点?

 

「うちの息子は○○※銀行なんです」 と言った時だそうだ。※大手の都市銀行

 

息子さんが銀行員だろうが、会社員だろうが、私にとっちゃどうでも良い事だった。茶屋で休憩したかっただけだ。

 

主人に説明されるまで、私は気づいていなかった。あのおばさんは、渾身の自慢をしていたことを!!!

 

その自慢に気づかず、「昨日の夕飯はカレーでしたの」と言われたと同じ位のノリで答えていた。

 

 

おばさん:うちの息子は○○※銀行なんです(えっへん!!すごいでしょ)

 

私:へー、そうなんですね(全く聞いてない。そういえば、友達の△△ちゃんも同じ銀行だったかな)

 

おばさん:東京に勤めてるんですよ!(なんで驚かないの?!)

 

私:へー、そうなんですねぇー。(おばさんの意図に全く気づいていない)

 

元来口うるさい系のおばさんだったが、これを機に拍車がかかった。

 

渾身の自慢を無視してきた小娘が気に入らなかったのか、重箱の隅をつつくようにあれこれ「ご指導」くださいました。はぁ、余計なお世話だったー。

 

息子自慢に無反応なのは、主人も同じなのに、明らかに私への風当たりのが強い。女の敵は女なのか。

 

2.行きずりの人との会話でムスッとされた話その2

 

もう何年も前、新婚旅行でヴェネツィアを訪れていた。塩野七生の「海の都の物語」を読んでから、ずっとずっと行きたかった場所。

 

当時の同僚で、ヴェネツィア大学卒のイタリア人が居て、裏路地の美味しいお店を教えて貰っていた。ルンルンでそのレストランに向かう。

 

そのレストランで隣り合わせたのはアメリカ人夫婦。そのご婦人の怒りを私は買ってしまったらしい。

 

今振り返ると最初からちょっと失礼なご婦人だった。

 

 

婦人:なんでこの店を知ってるの?

(ガイドブックにも載っていない裏路地の名店に、なぜ貴方たちみたいな観光客がいるの?という心の声が見え透いていた)

 

私:ここに住んでいたことがある同僚に聞いたんです。

 

婦人:あ、そうなの。私の娘はフードライターでね。どこに行っても娘のおかけで美味しいお店に行けるのよ♪

 

私:へー、そうなんですね。(あまり聞いていない)

 

 

観光客がいるはずがないお店にて観光客に会ったことが不満なのか、私のこの薄い反応に不満なのか、なかなかプリプリ怒ったおばさんだった。

 

あの店はとっても美味しかった。それはもう、信じられないほど。また行きたいな。潰れてないといいな。あのプリプリおばさんが居なければ、もっと美味しく感じたのかしらん。

 

あのご主人はほとんど喋らなかったな。ちょっと挨拶したときは結構爽やかなおじさんという印象を受けたな。

 

3.この2つの共通点

どちらのケースも、私は主人と一緒に居た。こういう時、風当たりが厳しいのはなぜか女→女。そっけない反応をしているのは主人も同じなのに、私にだけ当たりが強い!!

 

いずれも、私は、リアクションが小さかった。彼女たちが望む反応をしなかった。

「私のかわいい○○ちゃんの仕事は、凄い仕事なのに、驚きも賞賛もされなかった!ムキーッ」ということだろうか。

 

自分の子供の職業自慢をしたら賞賛されるだろうと期待して、そのとおりにならんと苛立つのはなんなのか。一人相撲??

 

 

4.今後の対策

これからは一律、どなたかが、ご自身のお子さんの職業について話した場合は、自慢話と受け取ろう。「すごーい!」と言ってあげることにしよう

 

これに気づいて以来、子供の仕事自慢される機会に恵まれていないので、これの効果の検証には至っていません。

 

5.私自身が親として気をつけたいこと

あれから5年以上経ち、私自身も二人の親になった。いつか、「うちの娘は○○なんですぅ」って自慢したくなるのかな。

 

子供を自慢したくなるのは仕方ない。親ってのは、そういうもの。私も言ってるもん。「れーちゃんは優しいんです!」とか「れーちゃんもワカメちゃんも世界で一番かわいい💞」とか。

 

けど、子供自慢をして、自分の期待通りに相手が驚いてくれないからと言って、ムスッっとしたり、八つ当たりしたりしないようにしよう。戒め戒め。

 

石川県の茶屋のおばさんに会った時も、ヴェネツィアのレストランで鉢合わせたおばさんも、あの時は私にとっちゃ他人事だった。

 

母になった私には、明日は我が身。

 

 

 楽しかったヴェネツィアの思い出が、濁らないように、私史上最高に美味で、最高金額だったコーヒーとホットチョコレート(ココア)の写真でも眺めてみる。

 

かの日、サンマルコ広場で飲んだこのココア。

 

ナポレオンがやってきた時、「自由」が勝ち、ヴェネツィア共和国が滅んだ。滅びの時さえも、市民たちは「共和国、万歳!」と叫びながら祖国への愛を忘れなかったそうだ。

 

そんな哀愁漂うサンマルコ広場で、また、いつか、ココアを飲めるのだろうか。

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