あと一歩だけ、あと一回だけ、あと1分だけ…
それだけで、子供にとっては世界が180度変わって見えるみたいなんです。
今日は長女れーちゃん(5歳)とピアノのお稽古に行きました。
ピアノの先生は、私の叔母。近所ではないのに、1時間程かけて通うのは、身内だからです。
遠くまで通うのは楽じゃない。けれど、れーちゃんの笑顔と、大切な気づきがありました。
レッスンを頑張ったご褒美に、れーちゃんにプリッツをあげました。夕飯前にお腹いっぱいになっちゃわない様に、一袋だけ。
「ママも食べていいよ♪」
そう多くはないプリッツを進んで分けてくれるれーちゃん。お互いに食べさせあいっこしたり、なんだか幸せな時間でした。ママは分かち合えないのに、れーちゃんったら自然と分かち合えるのよね…
れーちゃんは、今日もレッスン中に泣いてしまった。リズム取りの課題にチャレンジしている間。
何回か挑戦したけど、できない。
先生「じゃあこれは宿題にしよう」
先生がそう言った時、れーちゃんの顔が曇った。
ママ「れーちゃん、もっと練習したいんじゃない?」
うわああああーーーん
ここで泣き出した。そう、れーちゃんはもっと練習して、レッスン中に◎を貰いたかったのだ。抑えていた本心を、ママが語ったことで涙が溢れた。
できなくて、悔しい。もっと練習したい。できるようになりたい。
こんな気持ちから、れーちゃんは泣いていたのだ。
涙が落ち着いた後、もう一度リズム取りにチャレンジ!そしたら、無事に出来たのです。
あと一歩。あと一回。あとちょっと。
ほんの少し待つだけで、子供は新しいことができるようになるのかもしれない。納得が行くまでできるのかもしれない。
そんな風に、より添えないこともある。
たとえば洗濯物のお手伝い中。次女ワカメちゃんはまだボタンをはめれないのに、なぜかボタンにご執心になり、他の作業がめちゃくちゃ滞ったり。
時間がないときはイライラしてしまう。
お稽古事というのは、非日常だ。もちろん、練習は日常的に行うが、食う・寝る・生活するに不可欠なものではない。
ピアノ用の時間や場所を取り、心構えもする。そうすることで、子供の気持ちに寄り添える機会が増えるのかもしれない。
日常でも、寄り添えたらベストなんだけどさぁ。毎日毎日「理想的」では居られない。
その時、その時、できることを積み上げて行く。生きるのに大事なことって、こういう事かもしれない。
れーちゃん、今日もいっぱい頑張ったね。毎日練習お疲れさま。明日からもママと一緒に頑張ろう!
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