「大人ってズルい!」
そう思った事はありませんか?
そして、「自分はズルい大人だな」と思った事はありますか?
大人ってズルいなぁ。
子供の頃はそう思っていたのに、自分がズルい大人になってしまったことを感じる。それも、我が子相手に。その訳は…
長年使ったもの、愛着のあるものを手放す。ベビーカーを手放すことにセンチメンタルになっていた私ですが、次女ワカメちゃんは強く未練が残っていたようです。
ベビーカーに全然乗ってはいないものの、次女ワカメちゃん(3歳)にとって、ベビーカーは大事なものだった様子。
やだ!!
ベビーカーを人に譲る話をした時、ワカメちゃんは嫌がっていた。
ママ:ベビーカーは小さくて歩けない赤ちゃんのためのものだよ。だから、赤ちゃんのお友達に譲ってあげよう?
やだ!ワカメちゃんが小さくなったら、また乗るもん!!
(ママの心の声:おお、そう来たか。決して貴女が今より小さくなる日は来ないが、そこを否定してもきっと通じないし、むしろ余計にゴネるだろう)
ママ:そっか。じゃあもしワカメちゃんが小さくなったら、違うベビーカーを買ってあげるね。それでいいかな?
うん!!かわいいやつにしてね!!
大きくて丸いお目々を輝かせて、ワカメちゃんはそう言った。
なんだか罪だなぁ。
私は嘘は嫌いだ。上手に嘘をつくこともできないし、騙されることもできない。見栄えの良い建前をおぞましく思う。たとえクソみたいでも、本音を聞きたい。結局、後々その方が揉めないのだ。
そう思うタイプ。それなのに、我が子に対してズルイ対応をしている。
せめてもの言い訳は、私は嘘はついていない、と言うこと。
もし、もし仮に、本当にワカメちゃんが小さくなったら、赤ちゃんに戻ったら、私はベビーカーを買ってあげる。
そう言った。「小さくなったら」という条件付きの約束。その条件は、決して満たされる事がない。
果たされない約束を、私はしてしまったのか。
「貴女はもう小さくなんてならないよ」
「小さくなったら、新しいベビーカーを買ってあげるよ」
現実を伝えるべきか、果たされない約束だとしても子供に少し寄り添うべきか。
後者を取った私は、なんだかやっぱりズルイ大人だなぁ、と思った。自覚しているのに、意図的にズルい大人になる日が来るなんて、あの頃の私にはなんて言い訳したら良いのか。
これまで「ズルい」と思っていた大人達は、それ程ズルくなかったのかもしれない。
☆☆☆Facebookグループにご参加ください☆☆☆
読者さんと一緒に作って行くためのグループを作りました☺
出版する予定の原稿の一部、
ブログには載せない私の一面、
グループメンバーの紹介、
などを載せています♪
https://m.facebook.com/groups/548019025796481/
ここまで読んでくれた貴方も、仲間になってくれたら嬉しいです♪
私の直接の知り合いじゃない方も、ウェルカムです☺