打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

ハッとするデザインを思いつく天才は変人説

先日、我が家の掃除機が壊れたので、買い替えを比較検討中です。掃除機って何種類もあるのね・・・!と驚いている。

 

掃除機を見ながら、子どもたちの将来にも思いを馳せてしまう。打たれ弱いママ観点から、掃除機の話を書きます。

 

結局、家電に求めるものは、機能と見た目。日本メーカーの家電は、機能的には非常に良く出来てる。けれど、正直見た目はイマイチ。


スマートフォンにおけるiPhoneのような、飛び抜けたデザイン性の家電は、なかなか日本メーカーの掃除機にはなかった。その理由について、一人分析した結果を書きます。

 

全て私の主観が入っています。あしからず。


目次
・機能性を高めるに必要なこと
・デザイン性のために必要なもの
・ハッとするデザインを生み出す天才の特徴
・日本製の家電のデザインがイマイチな理由
・無難な生活・無難な見た目から脱するには

機能性を高めるに必要なこと

それは根気よく研究すること。

 

エジソンが片っ端から電球のフィラメントになりうる素材を試したように、根気も大事。つまり、チームワークが大事。

 

機能とは、足し算も掛け算もできる。機能Aに機能Bを追加する、相乗効果を求めることができる。つまり、チームワークでより高い機能を作ることができる、

 

空気を読む、調和する、など、日本人はチームワークが得意であるし、美徳とも捉えている。

 

 

デザイン性のために必要なもの

チームワークよりも一人の天才が大事なだと思います。

デザインとは全体像で完結するもの。てっぺんから爪先までの形を含めて「デザイン」と呼ぶからです。定員数が決まった電車のように、「盛り沢山」にすると溢れる。

 

山田さんと鈴木さんと佐藤さんの案を合わせた間の子デザインを作ったら、お互いの案の良さは消えてしまい、「平均的」で「平凡」なつまらないデザインになる。

 

機能性のように足し算も掛け算もできない。それがデザイン。天才デザイナーにはこのセンスが大事。コレ!と決めたら、その他の選択肢は捨てるという潔さが必要

空気を読んでいたら、潔く捨てれないことが多くなる。


ハッとするデザインを生み出す天才の特徴


正直に言えば、こういった天才は非常識・空気を読めない社会不適合者が多いと思います。

 

(天才って)普通ならためらう所を、迷わす突き進む。それが良い方向でも悪い方向でも。 
−少年漫画「ハイキュー」143話から


この少年漫画で言及される「天才」は、ツンツンした若干コミュ障少年です。天才とは、常識が通用しない、空気も読まない。凡人とは全く違う目で物事を見ている。

 

当然、彼らの言動も発案も「変」。

 

たとえ「変」であっても、一人の天才が生み出したデザインを採択できるか、それを活かせる環境にあるか。それが圧倒的に優れたデザインの物を作るために必要な条件に思えます。


日本製の家電のデザインがイマイチな理由

日本の大企業では「空気は読む能力はないし性格悪いけど、デザインだけは素晴らしい奴」って、活躍の機会に恵まれないのではないか、と、ふと思う。

 

天才的な何かはないけれど、空気を読むことが苦手な私には、非常によくわかる。この国では空気を読めない人の市民権が低いことを!ダメな奴扱いされやすい。

 

空気を読む力ではなく、誰が作ったか、ではなく作品・デザインだけで評価をして、天才の案を採用できたら…!


日本の家電は機能だけではなく、デザインももっともっと優れたものになっていくと思う。

 

嫌われない凡人or嫌われる天才

さて、どちらかを選べ!と言われたら、どちらを選ぶ?

 

空気を読める「普通」の人、凡人は突出したセンスもスキルもない。そのかわり、叩かれることも仲間外れにされることもない。

 

飛び抜けた「天才」は、圧倒的なセンスがあり、周りに理解されず、孤独になりがち。

凡人は、圧倒的センスも才能もないけれど、周りと調和しながら安心して生きやすい。

 

※センスも才能もないけど、周りと調和しながら生きるなんて無理!という人もいるかもしれん。けれど、私から見ると、才能を見つけていないだけだと思う。

 

我が子はどう生きて欲しい?

 

そんな事を考えても仕方ない。各個人がどう生きたいのか、生きるのかは本人が決めること。親の決めることではない。

 

何かの才能があって、空気を読む才能を両方持ち合わせてたら、孤独な天才にはならないじゃん

 

ポジティブ夫が、そう言った。奇跡みたいな存在のことを指してる。

何か突出した才能はなく、空気を読む才能もない私は、その奇跡を想像すらできないなぁ。

 

いつぞや子供のために読んだ「ピンクー」という絵本を思い出す。

 

カラフルで、個性的で、時に仲間外れにされ、旅に出る。

モノクロで、無機質で、周りに溶け込め、その場に留まる。

 

どちらが良いのか。

 

いくら辛い時期があっても、辛いことがあっても、カラフルに生きることを、私は辞めたくない。