音楽って好きですか?
クラシックって好きですか?
聴き比べってしますか?
ここ数日、雨が続いている。穏やかな雨の時、聞きたい曲がある。
いかにも暗そうなタイトルだが、第2楽章(曲の真ん中)は癒やし系。一段階、辛さを乗り越えた所という印象。
クラシックの曲は、何人もの演奏者たちが歴代奏でている。同じ曲で、異なる奏者で聴き比べするのも好き。
ただのオタクっぽい発言だけど、ぜひ皆様も聴き比べしてほしい。そして感想を言い合いたい!
たとえばこんな感じ↓
ピアニスト:スヴャトスラフ・リヒテル
既死のドイツ系ロシア人ピアニスト。戦争で父の命と母への信頼を失ってしまった、壮絶な人生を歩んだ苦労人。
ピアニスト:クリスティアン・ツィマーマン
存命のポーランド人ピアニスト。ダンディで素敵。音響やピアノの構造など、かなり細部まで拘る強いポリシーの持ち主。
ピアニスト:ヴィルヘルム・ケンプ
既死のドイツ人ピアニスト。リヒテルとは違う方向で、戦争(ナチス)によって翻弄された音楽家。
曲そのものは同じ。誰が奏でるか、どんな気持ちで奏でるのか。それによって、全く変わって来る。
そういう所も、クラシック音楽の魅力なのだろうか。