打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

5歳からの哲学

打たれ弱いママ Kaoriです。

基本的に勉強好きな私は、子育てに関する本も色々読みました。が!本が参考にならないことも多々。

  • 「共感ママになりましょう♪」
  • 「優しく諭しましょう」

そんなもん、出来るならとっくにやってるわ!!!

私の器の小ささ(=短気)では、実践できる内容の少ないこと。

 

怒りもせず、逆に楽しみながら、取り組む。そんなことができる本に出会えました。その名も「5歳からの哲学」。知人の哲学の学者のお墨付きの本でして、これが我が家で大ヒット中。

 

その中身、我が家ではどう扱っているのか?を紹介します。ちゃんと、5歳位の子供が理解できる内容です。

 

そもそも哲学って何?

これが難しい。いわゆる哲学に関する教育なんて、私は受けたことがない。日本の公立学校ではない。道徳と哲学は一体何が違うのか。

 

それは曖昧さ、自分の頭で考えることの大切さを知る、ということがある。

 

本はどんな内容?

こんな時、あなたはどうする?というお話が次々に出てくる。たとえば、公平性について。

一つのケーキをこぐま2匹、大きいクマ一匹の3匹で分けます。ケーキを同じ大きさに分けるのが公平?それとも大きいクマはお腹が空いちゃうから、大きいケーキを上げるべき?

こんな話が出てくる。そして、子供に考えさせる。

 

何を食べるのか、誰が食べるのか、どんな状況なのか(主食?デザート?)。それによって答えは変わる。一人一人、「公平」の定義は違うし、その理由も違う。

 

杓子定規に善悪を判断できないエピソードがたくさん出てくる。

 

我が家での進め方

  • 発言:あなたの意見は?
  • 発言:理由は?
  • 傾聴:他の意見にはこんなのがあるよ。

この3つをセットに一つ一つのお話を読む、という風に私は進めている。

 

学校の道徳の時間に習うことは、○○はしちゃ駄目だよね、という内容が多い。人それぞれ意見も背景も違う、違っていいんだよ、他者の意見も聞こう、ではない。ここが哲学と道徳の違いだと思っている。

 

自分の意見を持つこと、それをわかりやすく人に伝える。そして一人一人意見が違うと認める。どれもできるようになって欲しいことだ。

 

ちなみに、この本はイギリス人著書なので、登場人物の名前がイギリス風。ウィリアム、ジョン、エマ、サラなど。

英語を知らん子供にはわかりにくいので、太郎、次郎、花子など日本の名前に置き換えるのがオススメ。

 

娘たちが哲学に乗り気の理由

我が家のれーちゃん(小1)は結構楽しそうに、ワカメちゃん(4歳)は時には楽しそうに、この哲学の本をママと一緒に読んでる。

 

基本的には絵本のようなエピソードが沢山出てくるのと、私が楽しそうに読んでいる為、娘たちも乗り気だ。

 

結局、親が楽しむことが大切だと痛感する。

 

なんで哲学教育したかったのか?

フランス人の友人によれば、フランスの高校では文系理系問わず、哲学が必修科目だとか。しかも、結構難しいらしい。つまり、中等教育までにそれなりの哲学を仕込んでいるはず。

そのレベルには達せなくても、哲学=自らの頭で考えるを意識して欲しいと、私は強く願っている。

 

学校では教えてくれないけれど、幸せに生きるために必要なことは沢山ある。その一つが哲学。私はド素人だけど、これは楽しい。

 

れーちゃんとワカメちゃんが赤ちゃんの頃、赤子相手に「早く人間になってほしい」といつも思っていた。

 

少しずつ、人間らしい教育をできるようになって、嬉しい。哲学なんて♥

 

結局短気さ(=私らしさ)は出てしまう

娘二人と私の3人で、これをやってたら、ケンカになった、というのがオチ。

 

「今、ワカメちゃんが喋ってたの!れーちゃんは言わないで!!」

 

ケンカしだしたら、哲学教育の時間は終了。そもそも、文明的になるための教育なのに、ケンカという非文明的な行為に繋がるなら辞めるべし。私は短気なので、この辺の見切りが異様に早い。

 

うん、できれば哲学教育は最初は1:1でできるのが好ましいと思う。

 

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