打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

家以外の居場所ってとても大事

我が家の次女ワカメちゃん(仮名)は、この4月から年長さんになった。

 

家では完全にワガママな妹。ママ(私)からはしょっちゅう怒られてるし、姉(私の長女)からもそう思われている苦笑。

 

そんなワカメちゃんが、なんと、保育園では年長さんとして奮闘していると、先生が教えてくれた。しっかり者の優しいお姉さんだとか。

 

ワカメちゃんの保育園では、3,4,5歳児は1つクラスで集団行動する、異年齢共同保育だ。そこでの5歳児(年長さん)女児はワカメちゃんのみ。

 

私は保育園の中では一番のお姉さん!小さい子達の見本となり、優しくしなければ。

 

どうやら、ワカメちゃんにもそんな思いがあるらしい。年少さんの子が靴を履くのを手伝ったり、お当番について教えてあげたりしてるらしい。

 

初日は頑張り過ぎて、微熱が出てグッタリする程だったとか。

 

家ではワガママ垂れ子だと思ってたのに…。たった5歳の小さな背中が頑張ってると思うと、目頭が熱くなった。

 

家の中では妹でしかない次女。けれど保育園という家の外の環境では、彼女には違う役割がある。

 

家の中では出番のないお姉さん感、母性が、保育園では発揮できているらしい。

 

ああ、家以外の環境があって、本当に良かったな…と。私とは同じ悩みを抱えなくていいんだ、と。

 

子育てしてると、自分自身の子供時代の記憶が蘇る。良い記憶も悪い記憶も。

 

私自身は、三姉妹の末っ子。私は「ワガママで気難しい妹」だったでしょう。家では完全に妹、学校でも非リア充で。

 

ちなみに私の子供時代の日陰っぷりはこちら→

 

末っ子の私は、家ではお姉さん感を発揮する機会はない。

これだけ日陰な小中学校生活を送ってたら、学校でもリーダーシップを発揮する機会なんてなかった。

 

こんな環境から抜け出したい!

妹であるって私のせいなの?

子供時代の私はいつも、こんな事を考えていたのかもしれない。

 

自分に何かしらの素質があったとしても、発揮する場がなければ埋もれてしまう。下手すりゃ無能扱い、ワガママ扱い。

 

次女ワカメちゃんは、そうならずに済んだ。

家では出番のない「お姉さん」っぷり。保育園で十分に発揮してきてね。でも無理しないでね。

 

ワガママ娘にイライラ。

もちろん、イライラするけど、保育園での奮闘っぷりを聞いたら、お家では甘々にしてあげてもいいのかも…なんて思ったり。

 

お姉さんな顔、妹な顔。

大人な面、子供の面。

 

どちらもあって良い。それが人間。

両方出せる場があってこそ、人間らしく生きられるのかも。