打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

イギリスの留学生は私学しか行けない?:「お金の問題」

久々の留学体験記です。

 

留学って、やっぱりお金がかかります。高校生だろうと大学生だろうとそれは同じ。特待生になるほどの秀才ではなかったので、学費や生活費がかかります。私はセレブではないです。もう色んなギリギリラインを通り、留学を続けられたと思います。運命に感謝。

 

超裕福でもない人がどうイギリス留学を続けたか、をお伝えします。※長くなるので何回かに分けて。

 

留学を考えるきっかけに出会う以前から、暗記型・点数稼ぎのためだけの勉強という日本の教育制度に元々疑問を感じていました。全てにおいて完璧な教育制度はありません。イギリスの教育方針は私には合っていたのです。なんとしてもイギリスで学び続けたいと感じ始めた留学 1 年目は、交換留学生として、公立の G 校に居ました。先生方もしっかりしていて、質の良い公立高校でした。

 

イギリスにて勉強を続けるにはどうしたら良いのか、と調べているとちょっとショッキングな事実が判明。

 

保護者が英国政府に納税していない場合、公立学校に在籍できるのは1年のみである

※2005年頃の規定です。現在は異なるかもしれません。

 

私の両親は居住地も納税先も日本。たとえこの学校が気に入っていたとしても、私は在籍している公立 G 校を卒業し、イギリスの大学受験資格を得ることはできない。

 

つまり、私立の学校に転校しなければイギリスでの進学はできない。

さーて、ここで経済的な問題が出て来る。

 

イギリスの私立の学校ってめちゃくちゃ学費が高いんです。いわゆる全寮制のお嬢様・お坊ちゃま学校だと1年で学費・寮費で300万円~。高けりゃ1000万円くらいの学校も。

 

私の実家は衣食住に困らない程度の裕福さはありましたが、娘に年間300万の学費+生活費+渡航費を何年も何年も払えるほどのお金持ちじゃなかったんです。なんせまだ高校生で、これからイギリスにしろ日本にしろ大学に行くのもお金がかかる。終わりが見えない毎年数百万円の出費なんでできない家だったのです。

 

えー!?じゃあこのまま1年の留学を終えたら帰国するしかないのか??なんとかならないのか?我が家が出せる程度の学費のイギリスの現地校はないのか?

 

それを探した結果について、次回は書こうかしらん。