打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

「仲良くしなさい」が通じない理由

おもちゃの取り合い、滑り台の順番待ち。好きな男の子/女の子の取り合い。

子供同士が喧嘩する場面があります。

 

「仲良くしなさい!!!」

 

こんな一言で喧嘩が治まったりしない。子供たちを観察していたら、なぜ「仲良くしなさい」が通じないのかわかりました。

 

我が家の長女れーちゃんは2歳(今月で3歳になるよ!!!あとちょっと!)。お友達の家に遊びに行くと、いつもは触れていないおもちゃにワクワク。

 

パーソナルスペース、または縄張り意識というのは個人個人違う、というのがれーちゃんとれーちゃんのお友達を見ているとよく分かる。

 

今触れていなくても、自分の中では「使っている。そこに意図的に置いているもの」をお友達が持っていってしまうと怒る。れーちゃんはそんな子。

 

「んーーーー!!今使ってるの!!!」

 

「仲良くして~」

 

 

私は変わった親なのか、暴力が出てこない限り喧嘩しててもいいじゃん、というタイプ。子供の喧嘩に大人は口を挟みたくないし、首もツッコミたくない。それは子供たちの問題であって親の問題ではないのだ。英語の”None of your business”は「お前には関係ないだろ!?」だが、子供の喧嘩は 私にとっては"None of my business" なのだ。※暴力がない場合に限る

 

「仲良くして~」って言われたって、2-3歳の子供は「仲良く」なんかしない。彼らも「この喧嘩している状況どうしたら良いのかわからない」から。

 

「仲良くして~」って何の具体的指示でもアドバイスでもない。

 

「忖度しろ」

「空気を読め」

 

と言ってるのと同じくらい、抽象的で脅迫的。「できてないお前が悪い感」が漂う。具体的にどうして欲しいのか説明していない側の落ち度はどうした。

 

コンピュータープログラムは打ったコマンドしか返さない。以前、多くの男性は家事に関してはコンピュータープログラムと同じで、「言われたこと(またはそれ以下)しかやらない」と書きました。優秀なプログラムなら具体的指示はあっさり実行してくれる。詳しくはこちら↓

 

kaorik.hatenablog.com

 

子供だって同じだと思う。

 

子供の喧嘩はできるだけ手も口も出さないけど、エスカレートしてきた時は具体的なお願いやアドバイスをしようと思いました。

 

「仲良くして~」

 

じゃなくて「あと◯分したら、交換しようか」とか。

 

 

お友達におもちゃをすんなり貸してあげなくていいと思う。自分が使いたいんだ、という気持ちも大事にしてあげないとな、と。親くらいじゃないと、それを大事にできないと思う。