打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

無痛分娩のススメ④(私が抵抗なく無痛分娩を選択できた訳)

私は無痛分娩の推奨者です。されど、いくら情報があっても、無痛にすべきか否か、は迷うことも多いと思います。振り返ってみると私は比較的スムーズに無痛を選択できました。

 

無痛分娩のススメに続き「私が抵抗なく無痛分娩を選択できた訳」をつづります。

 

以下の理由から、私はかなり抵抗なく無痛分娩の同意書にサインできました。

#1 一度目のお産がとても軽かった

にて前述したとおり、麻酔を使うと微弱陣痛になりお産が進まないリスクがあります。初産が入院してから 2 時間※ で産まれるというスピード出産だったので、この心配はありませんでした。

 

#2 妊娠の経過に問題がなかった(ツワリとは別です)

妊娠中は、母体と胎児の体力の健康状態は常に気になるもの。健診で「異常」と言われたことは一度もありませんでした。私は医師ではないので詳しいことはわかりませんが、場合によっては麻酔を使えないこともあると思います。

※ ツワリが酷くても「健康です」と言われることは多々です。ツワリの相談をする度に打ちのめされていました。

 
#3 経済的に切迫していなかった

病院毎に差異はあれど、無痛分娩は+10万以上かかります。補助金はあれど、妊娠もお産も保険適用外だから安いものではないです。

医療従事者の友人によると、受けれるサービスは「安かろう悪かろう」だそうです。


#4 自分のお産観を、親が押し付けて来なかった

相談する相手は母と義母。どちらも「お腹を傷めないなんて!」などの謎の根性論を押し付けず、「医者がOKというならいんじゃない?」と言ってくれました。

※心配性な父には無痛のことは黙ってました(笑) 不可解なほど無痛分娩の事故の報道が多いのでね。他の事故も沢山あるはずなのに、集中して報道しすぎだと思う。

 

 

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以上は無痛分娩の抵抗を減らした要因でした。それでも迷ったのは「計画分娩で本当に良いのか?」という所でした。

 

「赤ちゃんは自分の意志を持って、日を選んで産まれてくる」という少しオカルトなスピリチュアルなことを少し信じていたのです。

 

「自然に陣痛を待つのではなく、陣痛促進剤を使った計画分娩なのかー」「赤ちゃんの意志を尊重しなくていいのか?」と。

 

最終的には計画分娩のメリットの大きさに惹かれました。一番のメリットは上の子のお世話です。2 回目以降の出産は「上の子をお世話を誰がするのか?」問題があります。人に頼むなら事前に頼める方が良いに決まってます。

 

今まで父母の愛を独り占めしていた第一子にとっては妹・弟の誕生は、おそらく人生最大の危機。赤ちゃんの意志も大事だけど、上の子、母親、父親家族みんなが穏やかに平和に過ごせることが大事。母親の心の中に心配事が多ければ赤ちゃんにも悪影響しそうだし!

 

と、計画分娩もOKと私の中で消化しました。自然分娩でも予定日を超過しすぎると計画分娩になるし、予定帝王切開ならすべて計画分娩だ。

 

計画分娩になるか否か、も含めて赤ちゃんの意志であり、そういう運命なんだ、と思うことで謎のスピリチュアルな声を説得できました。

 

結果的にはこの謎のスピリチュアル発想に対する葛藤は無駄骨に終わりました。なんせ計画よりも先に陣痛が来ちゃったから。それでも麻酔も使えて、陣痛促進剤も使わずに済み理想的でした。何にしても無事に身二つになるという一番の希望が叶いました。

 

無痛分娩になぜ抵抗を感じるのか?を一つずつ明確にしていけば、これから妊娠・出産を控えている人にとってベストな選択ができる手助けになれば幸いです。

私は無痛分娩をオススメしてますが、「やっぱり自然分娩が良い!」という人はそれで良いと思います。そもそもお産は怖いもの、恐怖を少しでも減らすのが大事だと思います。

 

次回は自然分娩・無痛分娩と2回の出産を経ての感想でも書きたいと思います。