打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

無痛分娩のススメ②(分娩までの流れ)

 無痛分娩のススメ(自然分娩との比較)① では「無痛は回復が早くていいよ!」と申しました。引き続き、無痛分娩のススメを綴ります。

今回は主に妊娠・出産を考えてる女性向けの内容です。男性も興味があればぜひ。よく聞かれること、自分の経験を織り交ぜて記します。※長文です。

 

安全なの? 

きちんとした施設と技術のある医者がいれば、「無痛だから」といって危険になるわけではないです。どんな形態であれお産は命がけです。それを忘れずに。

 

本当に「無痛なの?」

「無」痛ではありません。「和」痛です。

動けない、呼吸できない、うめき声をあげるしかいきみ逃しの手段がない陣痛が、重めの生理痛程度に!図太い人なら眠れるくらいじゃないかなー。私は眠れなかったけど。

 

いつ麻酔を打つの?

ある程度の陣痛が来てから。私のときは5分間隔あたりのときに麻酔を投下してもらいました。すーぅっと痛みが和らぎました。すごい! 

痛みが強くなってきたら申告すると麻酔を追加してくれます。我慢できそうであれば我慢したほうがお産の進みは早いそうです。

 

費用は??

保険適用外なので、最低でも+10万は見積もって下さい。産院ごとに異なります。私の産院は+18万位だったかな。

決して安くはないけど、この分の価値はあったと思う。回復が早いので産後の時間を買えた!と思いました。

 

副作用はないの?

私自身は、分娩中も産後もまったく副作用なく過ごせました。強いて言えば少しだけ寒気を感じたくらいかな。毛布を沢山かけてもらいました。

以下は産院から言われていたよくある麻酔が効きすぎてしまった場合の副作用&個人的な無痛分娩を擁護する発言です。あくまで個人的意見なのであしからず。

  • お腹の張りが引いて分娩時間が長くなることがある。麻酔を使わなくても、微弱陣痛でなかなか進まないケースはごまんと。
  • 下半身の感覚を失いすぎると上手に息むことができず、吸引分娩の可能性が高くなる。自然分娩でも吸引になることは多々あります。無痛分娩なんかない時代から吸引分娩は存在してます。
  • 産後、頭痛が続く人がいます。時間とともに解消されます。会陰の傷、後陣痛、授乳により傷んだ乳首などなど産後はいずれにしてもあちこち痛いのであんまり変わらないかも。どうせしばらくは痛み止め飲むし。

私は麻酔がとっても効きやすい体なのか、麻酔が少量で済みました。副作用がなかったのも、そのおかげかも。

 

 

 自然分娩なら陣痛が来るのを待つけど、無痛の場合は?

私の産院では、無痛分娩を希望する場合は原則的に計画分娩でした。

妊娠39週目の健診で子宮口の開き具合と赤ちゃんの様子を見て○日にしましょう、と決めます。決め方は「次の会議いつにするー?」みたいなノリ。

 

でも、計画日より先に陣痛が来ちゃったら?

無痛にできるかどうか、は麻酔科医が常駐してるかいなか。

麻酔が使えなきゃそのまま産むしかない!赤ちゃんは待ってくれない。幸運にも私の産院は24時間対応だったので、夜中でも麻酔を打ってくれました。ラッキー☆ 

 

 

無痛の場合、産後すぐに歩けるの?

オススメはしませんが・・・・歩けます!

第一子の自然分娩の時、6時間は絶対安静でした。助産師さんには「動かないでね!トイレ行くならナースコールしてね!!」と念押し。膀胱周りの筋肉もおかしくなってて私は導尿されました。

手や足が震えてとても動ける状態ではなかったです。

 

ああ・・・・導尿後の傷ついた会陰の消毒本当に痛かった。

 第二子の無痛分娩の時、歩いてトイレまで行き、自分で用を足せました。助産師さんも「車椅子にしますか?歩けますか?」と選択肢を与えられるほど。私は疲れてはいたので車椅子移動にしてもらいました。

 

 

陣痛が和らぐ、回復が早いということは自無痛分娩に期待していたことですが、それ以外にも「おお、予想外によかった!」という点もいくつかありました。

 

 

長くなったので、次回はそれを書こうかな。

他にも知りたい、聞きたい!ということがあれば何なりとお知らせください。