今日の東京は久々に暑かったですが、涼しい日が多くなった今日この頃。そろそろ秋の装いに。そんなときに思ったことを綴ります。
子供のものの見方って、やっぱり不思議。
前に長袖を着ていたのは半年前。半年前に比べたらぐーんとおしゃべりが上手になってる。
久々に長袖を着せたら、れーちゃんは言った。
「お袖がいっぱい!」
そうか、長袖のことを言ってるのか。
そうだね、長袖のお洋服はお袖がいっぱいだね。
半年前に長袖を着ていたときは、こんなにお喋りできなかったのな。
そういえば、数ヶ月前はかぼちゃの皮のことを「耳」って言ってたな。パンの耳になぞり、かぼちゃの皮も「耳」になったみたい。
まだまだ語彙が足りなくて、物の名称がわからず、「これ!これーぇ!!」と指差してるだけの時も多い。
れーちゃんは力いっぱい「これ」が欲しくて要求してるんだけど、親はわからず、伝わっていないので、れーちゃんは不機嫌になり「これぇ!!これがほしいの!」と半泣きで喋る。
親も娘が指差す方向を見て、どれが欲しそうか考えるんだけど、わからない時はわからない。
「これってなに??どれのこと?」
「何色のやつ?青いの?赤いの?赤いやつね。これはペットボトルっていうのよ」
こうやって名称をちょっとずつ教えてます。
ママが娘の希望を当てられたときはとても嬉しそうだ。自分の意志が理解してもらえた、伝わったとわかると、子供に限らず大人だって嬉しいよね。
「言葉がわからない時は、『これ』じゃなくて、『赤いやつ』とか色や形を教えてね」
こんな会話ばっかりで、れーちゃんの半べそ「これぇ!」要求にはちょっぴりうんざりしてる。たとえ名称がわからずとも、何を欲しいのか、「これ」以外の言葉で教えてくれ。
半べそ「これぇ!」攻撃に耐えること○ヶ月。昨日は初めて名前はわからない物を「これ」以外の言葉で教えてくれました。
「これ!これ欲しいの!細いやつ!」
「ん?あ、パパのスーツのベルトかな?んー、これから着替えるのに…ま、いっか」
一通り遊んだら飽きて、パパに返してくれました。
靴下や靴をなかなか履かず、嫌がったりすることも多々あり、また、お喋りできるようになったことで自分を主語にしないコミュニケーションを取ったり、思わぬ手もかかるようになるけど、確実に以前よりも意思疎通を取りやすくなった。
子供の成長も、大人の成長も、三歩歩いて二歩下がる。ちょっとずつでも、前に進んでいるのがわかるのが、心の救い。
子供って親の言葉を本当によく聞いていて真似をする。
今までも我が家のパパはれーちゃんにこうやって怒られてます(笑)
「足でやらないの!手でやるの!」(シャワーの蛇口を足でONにしたとき)
「しゃべらないで!」(下らない会話をしていたとき)
これよりも、私が一番困ったのは、妊娠のために禁酒していたとき。体が辛くて、でも運動でストレス発散もできなかった時。お酒も当然NGです。
私「ウゥーーーー辛い・・・・・うわぁーん。シャンパン飲みたい!!」
れーちゃん「シャンパン飲みたい!」
ぎゃーーー!それって2歳児が言う言葉と違う・・・・。こんな事保育園で言ってたら、先生に呆れられるに違いない・・・・・